2日目の土曜は1日中雨予報なので
予定コースを少し短縮して金曜日に走って
最終日の日曜が北海道2日目のサイクリング。
午前中は雨が残るものと思っていたら
朝起きたら雨は止んでいて路面もドライ。
すぐに朝食をとってチャックアウトして走り出す。
東室蘭の駅を渡る道路橋より。
少し東室蘭市街で道に迷って15分くらいロス。
道道919号通称地球岬観光道路は
往復1.5車線の狭い道路で激坂アップダウンを伴う
結構疲れる道路であるが景色が素晴らしくよい。
白鳥大橋と室蘭の工業地帯を見下ろす。
快晴ではないが視界も天気もまあまあ。
気温は少し肌寒いがまずまずのサイクリング日和。
な感じでいたるところに絶景や展望台がある。
ほどなく地球岬に到着。
が丸く見えるというこの岬の展望台。
魚眼でかなり誇張してみた。
そして一気に室蘭に降りて
旧室蘭駅舎。
2009年まで使用。
駅横には看板と車輪が。
車輪の説明にはC57135号機と同僚で
室蘭本線の客車牽引機のC5744号機が添えられていたが
この車輪大きさも小さいし車軸にかさ歯車が付いているので
間違いなくSLではなく気動車の物であろう。
旧駅舎は室蘭観光協会の建物として使われていて
ホーム側はこんな感じに改造されていて面影はない。
かつてはこの辺の敷地いっぱいに線路が枝分かれしていた。
奥に現在の室蘭駅が見える。
東室蘭に戻ったあたりで雨が降ってきたので
セイコマートで雨宿り兼少し早い昼食。
このHOT CHEFのカツドンは文句なくうまい。
東室蘭と白老の間30キロほどは交通量の多い
4車線区間を走るだけなので
雨でも何でもいいやと思って時間ももったいないので
上下ゴアカッパ、シューズカバー、メットカバー、防水グローブの重装備で
走り出す。
ほどなく雨も上がってきた。
白老に着くころにはこんな感じで晴れ間も出てきた。
白老の少し手前で国道を左折して四季彩街道へ。
すこし先まで行き過ぎて白老の駅前にあるコンビニで
食糧補給をしておけばよかったのだが
最初しばらく続く直線基調の緩いのぼり区間で
燃料を使い切り本格上りが始まるころにはハンガーノック状態。
そのため地道にゆっくり上るしかないのだが
四季彩というだけあってこの道景色は良い。
こんな滝もある。
この地域北海道有数の豪雨地帯ということで
又雨が降ってきたが
雨具を着るほどの降り方ではない。
今日は天気はイマイチだが視界は悪くない。
この道のサミット通称ホロホロ峠からは
こんな感じで海まで見渡せる。
1998年に開通hした四季彩街道は
20年の歳月をかけた難工事だったらしい。
峠はこのようにトンネルで超える。
このトンネルに入口で完全重装備で下りに備える。
峠の反対側そこそこの勢いで雨が降っていて
雨雲レーダーでは完全に抜けているはずなのだが
レーダーに映らない低い雨雲がここら辺一帯を覆っているようだ。
ここフォーレスト276大滝という道の駅で雨宿り。
ここで焼き立てパンを食べてエネルギー補給。
この台湾人と思われる自転車部隊の人たちは
(一人だけ阿多ことで日本語が喋れる)
洞爺まで行くそうだがみんな結構薄着。
すでに16時近く時間を気にしていたが大丈夫!
反対方向なのでお互いの健闘を祈って出発。
さっきのパンが効いたのか元気が出て
美笛峠までダッシュ!
峠を越えたら雨は止んでいて道路もドライだった。
でも支笏湖に出るころにはまたそこそこの降りになってしまった。
どちらにしろ気温が低く雨具は脱げないので同じこと。
20キロにも及ぶ支笏湖の南岸を走っているうちに
雨は完全に上がり青空も見えてきた。
残念ながら恵庭岳は黙々と立ち上がる水蒸気の中。
支笏湖の東岸からはこの支笏湖公園自転車道路で
いかにも北海道らしい快適な自転車道路。
しかも支笏湖からだと千歳までずっと下り。
ただこの辺も雨は結構降ったらしく
枝が散らかっていたりして無条件に快適というわけではなかった。
そしてゴール予定の千歳駅に到着。
自転車道をのんびり走っていたら意外と遅くなり19:00。
少し急がねば。
新千歳空港も近いのになぜこちらで終点にしたかというと
新千歳空港ターミナルに入るのには
大きなインターチェンジみたいになっていて
結構自転車だとイヤな感じ(自転車も走行可能だが)だからである。
どうせ飛行機に乗るのに輪行するのでたいした手間ではないし。
結局今日は
くもり(室蘭)→雨(東室蘭)→晴れ(白老)
→霧雨(ホロホロ峠)→普通に雨(大滝)→薄曇り(美笛峠下り)
→そこそこの降りの雨(支笏湖)→晴れ(支笏湖公園自転車道)
というめまぐるしい天気であった。
気温的に寒くてほぼ1日中合羽。
新千歳空港で恒例の札幌ラーメン。
本当はこってりこってりの銀波露がよかったのだが
なんと店は撤退していたので
ここ雪あかりで定番味噌コーンバターラーメン。
まあ味は標準。
いかにも標準的な札幌ラーメン、それ以上でもそれ以下でもないので
とりあえず食べるのには悪くない。
そして21:00発のJAL528便で帰京。
写真は新千歳空港の離陸直後。
さすがにブレブレだが。
今回は20年ぶりの道南だったが次20年後だったら・・・来れるのか?
走行距離 155km(今回道内295km)
獲得標高1550m(今回道内2400m)
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