道南鉄分補給の旅 (その2 秘境駅編 6/25)

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24日は予報でも実際にも暴風雨。

したがって鉄分補給の旅となった。

ところが予約していたS北斗11号が

大雨のため運休になってしまって

予定が変わってしまった。

急遽森行の各駅に乗る。

この列車、新幹線新函館北斗駅が開業したため

七重-大沼間の下り線用急こう配緩和バイパスであった

通称、藤城支線を通る数少ない列車。

写真の窓の外の景色がそうである。

ただ藤城支線トンネルばかりで景色はほとんどない。

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目的はこの東山と姫川の

二つの今年度廃止決定駅。

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姫川は国道から近いので行きやすいだろうと

まずは手前の東山から。

この通り奥に自動車道の踏切があるが

そこまではこの小道だけのやばい雰囲気。

もちろんまわりは見渡す限り密林。

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列車が行ってしまった。

いかにもクマが出そうな雰囲気。

もう雨はやんでいるので

すぐ自転車を組み立て

姫川を目指す。

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ところが姫川は場所はわかっているのだが

そこに行く道がどうしても見つからず

もしかしたら途中のダートがそうかもしれないが

ロードバイクでは無理そうな道。

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その姫川駅のグーグルマップ。

駅左の道もつながっていないみたいだし

右のほうの川の対岸に踏み切りがあって

橋越しに駅と思われるポイントと分岐線が見えるのだが・・

そしてそのまま下って森についてしまった。

が、この先結構雨が降ってるみたいだ。

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し待てば優等列車のまったくいなくなった

佐原回りの列車が発車する。

この列車、函館から2両編成で駒ヶ岳経由でやってきて

ここで1両ずつに分割して

前の車両はそのまま進んで長万部行。

後ろの車両は折り返して

佐原支線経由で函館に戻るという少し変わった運用。

すぐにそれでいったん函館に戻ることに。

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ほんまもんの森駅のいかめし食って!

ちなみに佐原回り支線は

行きに乗った藤城支線とは逆方向の

森から大沼へ向かう上り線にための

勾配緩和支線。

やはり北斗星カシオペア廃止で

貨物列車以外通る列車がほんのわずかになってしまった。

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海の見える雰囲気の良い佐原駅。

途中下車したくなるが

そんなことしたらここに野宿になってしまう。

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新幹線開業による影響で優等列車が通らなくなって

しかもなかなか旅客列車で通りにくい

勾配緩和支線を上下ともに十分満喫しつつ

函館までわざわざ戻って

(先のキャンセルのみどりの窓口すごい列になってたので

自販でできる列車変更で済ましてしまったため)

キハ183系の北斗19号で長万部へ。

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長万部からは何故か日高線カラーのキハ40で

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 当然誰も載っていない

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その駅、秘境ランクNo.1の小幌駅は

長万部から二つ目、長大トンネルの間の

ほんのちょっとした明かり区間にある。

何とここから人が乗ってきた。

ドアですれ違ってお互い苦笑い・・。

運転手は本当にこの時間ここで降りるの?

と聞いてくるし。

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行ってしまった。

この駅はここから行ける集落なし。

この駅に通じる道がなく鉄道のみでアクセス可能。

一日の本数が十分少ない(ここは往復で合わせて5本?)

にすべてを満たしている。

ただ断続的に表れる函館本線の

複線区間なのが残念と言えば残念。

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地面に近づいて何とか光を拾って写した。

さっきまでの冷たい雨は小康状態なのが救いか?

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構内踏切を渡って上りホームから

下りホーム見たところ。

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夜だと駅名標も怖い。

クマがいつ出てきてもおかしくなさそう。

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車接近表示はちゃんとある。

おっつこの秘境駅から救い出してくれる

列車がやってくるぞ。

このトンネルは長万部方面のトンネル。

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実はこの19:48下りで小幌について

この20;04発で小幌を脱出するのが

この3月のダイヤ改正後になって

可能になった小幌駅最短滞在ダイヤ。

この駅、夜に一人で16分以上は無理!

ちなみにこのトンネルはさっきとは逆の洞爺方面。

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キハ150で小幌駅を脱出!

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小幌の整理券。

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そしてまた冷たい暴風雨の長万部に戻ってきた。

でも無人になってる。

ちなみに乗り継ぎが悪く(まあ反対方面なので当たり前だが)

ここで1時間以上待つ。

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夕方以降はこの駅は無人になるのであった。

下りの各駅になる人が5千円札しかなくて

困っていたので両替してあげた。

すぐに上り各駅が来てその人が行ってしまうと

完全無人、なぜか放送だけはかかって

下り特急S北斗23号は大雨のため少々遅れているらしい。

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やっと来た。

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自由席車内はガラガラ。

車掌もなかなか来ない。

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途中遅れている対向車を待ったりしつつ

なんだかんだで10分遅れで済んだのは奇跡なのか

途中すっ飛ばしたためなのか

ただキハ281は先程のキハ183より

はるかに乗り心地も良いし

エンジン音も心地よい。

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でもう22時を回っていて

12時間にもわたる鉄分補給は終わったのだった。

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このページは、ayu2が2016年6月25日 20:52に書いたブログ記事です。

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