朝8時、募金箱に今日の宿泊代250円/1人を入れて出発する。
昨日の二人組はゆっくり朝食中。
バーイと言って手を振って別れる。
2キロくらい平地を進んだところにあった山田温泉はやめてしまった。
本館である然別湖畔温泉の福原も去年でやめてしまった。
7キロで250m登って標高1081mの幌鹿峠。
この辺でポツポツ雨が降り始めてきた。
9キロで500m下って糠平温泉。
下る途中やはり外国人の60過ぎくらいの男女の
自転車とすれ違ったのだが
今回の旅行中であった自転車旅行者は昨日の二人とこの二人だけ。
久しぶりに携帯の電波がまともに届く。
水や軽食などを補給。
あめはすっかり上がって空は明るくなってきた。
今年を最後に閉校となる糠平小学校。
最後の在校生は4名だそうだ。
旧士幌線あとのお糠平コンクリートアーチ橋群のひとつ
三の沢橋梁。ここは整備されていて橋の上も渡れる。
こちらはダム完成後の振り替えした新線の橋。
国道沿いにあるタウシュベツ展望台へ。
国道沿いといってもPから
こんな熊が出そうな道を5分ほど歩く。
糠平湖(水位が低く湖底だが)越しにタウシュベツ橋梁!
ツアーなのか何人もの人が
橋の周りに見える。
タウシュベツはダム完成によって湖底に沈んだ橋。
そしていよいよタウシュベツへ向かう。
この林道は許可を得ないと車は通れないが
歩行者と自転車は通れる。
先ほどのツアーが戻ってきて(ワゴン2台)
・親子熊が出ている。
・そこらじゅう熊の糞だらけ
ということで出来るだけ大騒ぎしながら向くようにということでした。
林道自体はこんな感じで
無知も締まっていて比較的平らでかなり走りやすい部類。
本当に熊の糞があちらこちらに。
林道を4キロほど走ると駐車場があって
そこから200mほど歩いて(自転車は押しで行ける)
いきなり森が開けバーンとこんな風景!
湖が遠い!
夏は湖底に沈むこの場所、切り株との組み合わせがシュール。
今年は夏になっても水位が低く。
このように草原の中の橋というのは珍しいそうだ。
タウシュベツを後にして再び国道へ。
後で聞いた話だが
この時間の間に国道で熊と車が
衝突する事故があったそうだ。
幌加駅あと、国道のすぐわきにある。
また雨が結構な感じで降ってきた。
ルピナスの咲き誇る十勝三俣の駅跡へ。
そしてこの辺で唯一食事のできるというかほぼ唯一の人家の
みつまた山荘で食事にする。
食事はこんな感じで非常にうまい!
食事している間に雨も上がったので
いよいよ三国峠へ向かって出発!
三国峠は北海道の国道で最高所で1139の標高であるが
アプローチが長くずいぶん標高を稼いでしまうので
峠部分は10キロで標高差450mほど。
自動車のCMで有名な松見大橋を俯瞰する部分。
残念ながら再び降ってきた雨と霧で何も見えない。
本当は
こんな感じに見えるはずだった。
これは1998年に通った時のもの。
峠のPにカフェがあって少し温まる。
ガスガスで直前にならないと峠のトンネルが見えてこない!
標高1139mはもちろんこのツアーのチマコッピ。
峠に上川側は雨完全に止んでいた。
大雪ダムでダムカード。
層雲峡に入りまずは大函。
そして3キロの長い銀河トンネルをくぐる。
ここは歩道を通った。
トンネルを越えて
層雲峡の核心部の
流星の滝、銀河の滝
層雲峡温泉で一番良いという噂の朝陽亭へ行こうと思うが
さすがに展望が良いというだけあって一番てっぺん!
頑張って登るか!
露天ではないものの朝陽亭の風呂はやはり景色最高だった。
そして7キロほど下って層雲峡オートキャンプ場へ。
結局、雨に降られたのは三国峠越えのときだけ。
でも核心の一つのところだけに少し残念ではある。
今日はお湯で戻すサクサクかつ。本当に結構サクサク。
でもこれひとつ500円ほどで非常に高い。
ということでまた反省会。
走行距離 107km
獲得標高 1150m
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