翌朝(23日)輪行袋のまま長崎駅へ。
新幹線ができてから工事続きで
去年とはまた景色が違う長崎駅前。
そして佐世保までだいたい2時間の列車旅。
気動車は新型だが(YC1)大村線の線路は古いためか
揺れる、うるさい、遅いの三重苦。
しかも通勤通学帯にかかってしまうため全線にわたって結構混む。
佐世保の駅から佐世保港まで道路を渡ってすぐ。
ここから平戸島の南部の津吉まで高速船に乗る。
令和3年から就航した新型船。
9時に佐世保港を出港。
米海軍の強襲揚陸艦アメリカなどの艦船が良く見える。
船は風光明媚な九十九島の真ん中を航行していく。
今日は波は全くなく快適な船旅であった。
48分で津吉港に到着。
自転車を早速組み立て10時過ぎには出発。
津吉の町までちょっとしたピークを超える。
津吉から先は平戸島の西海岸に沿って北上するが
基本リアス式海岸が続き当然スーパーアップダウンが続く。
ただしこのように景色は素晴らしく良い。
ひたすらアップダウン。
いちいち上り返しは10%近い急坂
中津良から平戸風力発電所にかけて
飯良の海岸と根獅子の海岸
砂は真っ白だし海の色はひたすら青く
海まで下れば再び上り坂で
それぞれのピークからはまた素晴らしい展望が待っている。
平戸島のポテンシャルは非常に高い。
2時間ほどで生月大橋にたどり着いた。
ここからちょっとだけ生月島を走る。
生月西岸の車などのCMで有名な生月サンンセットウエイを走る。
そして断崖絶壁下の石橋展望所で引き返す。
でもここまで結構上る。
帰りは下り基調で快適。
生月大橋がまた見えてきた。
今日は月曜なのであご出しラーメンの店は定休日。
向かいのまた有名店のてらだ食堂は数組の待ちがあったが
ここで昼食にする。
またもやちゃんぽん!
すでに13時を回ってしまったのでここから少し急ぐ。
再び平戸島に戻って恐ろしいほどのアップダウンを超えて
最後標高240mほどの川内峠へ。
峠付近は草原になっていて見晴らしがよい。
そして平戸市街をぐるっと回って
平戸大橋で九州本土へ。
ここからひたすらTかださんの鬼牽きで
田平天主堂をピークに今日の大きな登りはお終い。
あとは多少のアップダウンはあるが基本下りベース。
18:10の電車には間に合う感じ。
そして本土最西端の地の幸崎鼻
小佐々の小さな湾越しに矢岳炭鉱のポケットホッパーの跡が
17:40ごろ無事に佐世保到着。
佐世保港には82000tのウエステルダム号が停泊中。
残念ながら佐世保バーガーは時間切れでまた次回と言うことで。
18:10の列車で新大村へ。
地方空港はレストランも早く締まってしまうので
そこから自走で空港に行く途中軽く牛丼。
そして夜の橋を渡って長崎空港着。
最後急いだのに帰りのそらしどは機材到着遅れで
25分の延発となっていた。
かえりはナッシー機だった。
走行距離 125km
獲得標高 2100m
2日とも天気が良く、少し時間に追われ気味だった以外は
非常に充実したサイクリングだった。
さっぱり平戸島はポテンシャル高い!
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