26日土曜始発の九州新幹線で出水へ。
輪行袋は大型荷物に入らないのでここに置く必要もないのだが
今回は試しに大型荷物置き場付きの席にしてみた。
切符は九州ネット切符を会員登録して買った。
これは対バスで発売されてると思われ
熊本までは30%くらいの割引率なのに
出水までだと10%くらいしか安くならない。
出水から肥薩オレンジ鉄道。
こんな怪しいタイアップ車両。
土日運転の快速オーシャンライナーさつま。
と言っても1両運転であるが。
折口と言う駅で下車。
小さな無人駅だが
元々は鹿児島本線の駅。
2面3線の長いホームを持つ立派な構内。
JR化直後までは大きな待合室のある立派な駅舎だったらしいが
今はこのように必要最小限のこじんまりした駅舎のみ。
早速自転車を組み立てて8:20出発。
冬型が強まり九州とはいえ冷え込んでいて
霜が降りている。
ガーミンだと1.8度!
7キロほど走ると最初の島、長島へと渡る。
長島に入ると段々畑が海まで続く美しい風景の中を走るが
その分アップダウンは結構激しい。
なんとか10時発のフェリーに間に合う時間に
蔵之本に着いた。
結構アップダウンが多くて思ったより大変だった。
天草下島の牛深まで30分のクルージング。
10:30に牛深到着。
天草南部の中心地だけあって
結構大きな町。
牛深からすぐに標高100mくらいのサミットを
超えた後、高原状の快走路が続く。
が自転車だとかなり単調でつまらないともいえる。
立原と言うところで主要県道を外れて
サミットが二つある細い峠道へ。
天草下島独特の深い森の中を走る道。
ただ傾斜はそんなにきつくなく快適に走れる。
そして海に出て本渡までほぼフラットな道になる。
ここははまぼうの群生地。
といってももう葉っぱも落葉していて
単なる細かい枝だけだが。
本渡からこの人道可動橋を渡って天草上島へ。
後ろに見えているのが車道(歩道もある)。
下島と上島はこの距離しかない。
上島にわたってからは
有明海を挟んで雲仙を見ながら
快適な海岸沿いの道。
ただ朝からずっと向かい風。
ちなみにこのタコ妙にリアル。
その隣は有明五多幸とか書いてあってふざけている。
そしていよいよ最後のハイライトの
天草5橋のパールライン。
まずは第5橋で上島から離れる。
小さい島を渡って第4橋。
小さい島を挟んで5-2橋までは連続してわたる。
ただ路側帯が狭く、交通量もかなり多いので
景色は良いのだがなかなか立ち止まれない。
第2橋の手前でやって写真の撮れるテラスみたいのがあった。
第2橋を渡って大矢野島を10キロくらい走ると
ラスボス的な第1橋がお出ましである。
左は新しく開通した高速の橋。
ここを渡るといよいよ本土復帰。
わたり終わって名残の天草を振り返る。
ここから急坂を下ると今日の目的地三角である。
そして16時過ぎに無事三角駅に到着。
大正時代に建てられた立派な駅舎。
数年前に整備されてきれいになった。
もはや風残の灯となったキハ40系気動車に乗る。
エンジン改装車のキハ147なのでキハ40系独特の
エンジンが唸ってもなかなか加速しないということはない。
博多で博多ラーメンを食べて
博多空港へ。
機材が787から777-300に変更になったうえ
帰省客がかなり多く荷物を下ろすのにかなり時間がかかり
しかもトイレの不具合か何かで
乗車時刻がかなり遅れた。
と言うことで
今年2020年の自転車は贅沢にも九州ツーリングで終了。
走行距離 120km
獲得標高 1250m
コメントする