出張ついでにツーリングシリーズ。
25日朝の羽田空港第2ターミナル。
コロナで空いてるかと思いきや
帰省のためか冬休みの旅行のためかGOTO滑り込みのためか
結構混んでいて荷物預けるのに20分くらい行列した。
朝焼けのフライト。
博多駅の地下鉄へ降りる有名な
「途中までしかないエスカレーター」は工事中だった。
いよいよ全部エスカレーターになるのか?
用事を済ませて夕方早速走る。
篠栗線と旧勝田線の分岐点には
いま柚須駅が出来ていて
勝田線跡地は自転車置き場と歩道となって残っている。
そういえばV2R号九州初上陸。
そのあともずっと自転車通行可能な遊歩道として
時々新しい道路に寸断されながらもほぼ完全にたどれる。
勝田線の中心だった志免の駅は
真ん中を県道に寸断されながらも
ホームがほぼ完全に残っている。
かつて運炭のセラ、セムで埋め尽くされたであろう構内は
公園となっている。
後ろに重要文化財の志免炭山竪坑櫓が見えてるが・・・
竪坑櫓は残念ながら大規模修繕中で
足場の中でその全貌を拝めなかったが
高さ40m以上のその大きさは実感できた。
手前は第5鉱の斜抗あと。
気を取り直して再び勝田線跡に戻る。
遊歩道は舗装がはがされているが
道は締まっていてロードでも走行に全く問題ない。
この後またきれいに舗装しなおされるのか?
宇美町に入ると再び舗装がきれいになる。
こんなモニュメントも。
宇美駅は香椎線と別々に駅があったが
勝田線の駅の跡を使って
香椎線の宇美駅の駅前広場が整備された。
宇美から勝田線跡は遊歩道と一般道を織り交えながら続き
15分ほど走ると終点筑前勝田の駅跡につく。
写真ではわかりにくいが奥右側に道路へ上る木の階段があって
これは駅の現役当時のままだそうである。
左側のコンクリ擁壁はおそらく炭鉱設備を改修したもの。
その上の茂田炭鉱設備が密集していたであろう場所は
何件かの商業施設になっている。
勝田の駅跡から100mほどで路盤跡は終わる。
炭鉱廃止後も勝田線は最後まで客車列車が残っていたそうなので
この辺がその機回し線の終点であったのであろう。
勝田のバス停も線路の現役当時と同じ位置のままで
駅から階段で上がったところにある。
バスは1時間に何本も天神行きが走っている。
周りは普通に住宅居密集地で
よく勝田線は国鉄末期に
潜在需要は大きいのに(炭山廃止後は福岡市のベットタウン化)
ローカル線ダイヤのままで利便改善がされずにバスに敗れ去ったと
言われるのだが
もし勝田線が残ったら代わりに今最新鋭の
蓄電式のデンチャが走る香椎線が廃止になったのかもしれない。
とりあえず目的は達成したので暗くなる前に博多へ帰る。
走行距離32km
獲得標高 100m
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