志免竪坑櫓と勝田線跡を走る(12/25)

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出張ついでにツーリングシリーズ。

25日朝の羽田空港第2ターミナル。

コロナで空いてるかと思いきや

帰省のためか冬休みの旅行のためかGOTO滑り込みのためか

結構混んでいて荷物預けるのに20分くらい行列した。

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朝焼けのフライト。

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博多駅の地下鉄へ降りる有名な

「途中までしかないエスカレーター」は工事中だった。

いよいよ全部エスカレーターになるのか?

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用事を済ませて夕方早速走る。

篠栗線と旧勝田線の分岐点には

いま柚須駅が出来ていて

勝田線跡地は自転車置き場と歩道となって残っている。

そういえばV2R号九州初上陸。

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そのあともずっと自転車通行可能な遊歩道として

時々新しい道路に寸断されながらもほぼ完全にたどれる。

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勝田線の中心だった志免の駅は

真ん中を県道に寸断されながらも

ホームがほぼ完全に残っている。

かつて運炭のセラ、セムで埋め尽くされたであろう構内は

公園となっている。

後ろに重要文化財の志免炭山竪坑櫓が見えてるが・・・

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竪坑櫓は残念ながら大規模修繕中で

足場の中でその全貌を拝めなかったが

高さ40m以上のその大きさは実感できた。

手前は第5鉱の斜抗あと。

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気を取り直して再び勝田線跡に戻る。

遊歩道は舗装がはがされているが

道は締まっていてロードでも走行に全く問題ない。

この後またきれいに舗装しなおされるのか?

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宇美町に入ると再び舗装がきれいになる。

こんなモニュメントも。

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宇美駅は香椎線と別々に駅があったが

勝田線の駅の跡を使って

香椎線の宇美駅の駅前広場が整備された。

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宇美から勝田線跡は遊歩道と一般道を織り交えながら続き

15分ほど走ると終点筑前勝田の駅跡につく。

写真ではわかりにくいが奥右側に道路へ上る木の階段があって

これは駅の現役当時のままだそうである。

左側のコンクリ擁壁はおそらく炭鉱設備を改修したもの。

その上の茂田炭鉱設備が密集していたであろう場所は

何件かの商業施設になっている。

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勝田の駅跡から100mほどで路盤跡は終わる。

炭鉱廃止後も勝田線は最後まで客車列車が残っていたそうなので

この辺がその機回し線の終点であったのであろう。

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勝田のバス停も線路の現役当時と同じ位置のままで

駅から階段で上がったところにある。

バスは1時間に何本も天神行きが走っている。

周りは普通に住宅居密集地で

よく勝田線は国鉄末期に

潜在需要は大きいのに(炭山廃止後は福岡市のベットタウン化)

ローカル線ダイヤのままで利便改善がされずにバスに敗れ去ったと

言われるのだが

もし勝田線が残ったら代わりに今最新鋭の

蓄電式のデンチャが走る香椎線が廃止になったのかもしれない。

とりあえず目的は達成したので暗くなる前に博多へ帰る。

走行距離32km

獲得標高 100m

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