例のJAL6600円セールで取った旭川の往復便。
本当は大雪山赤岳へいって残雪スキーしようかと思っていたのだが
6/15日予定だった入り口の銀泉台への道の冬季閉鎖解除が
土砂流入のため20日に延期になってしまって
またもう一つスキーができる大雪高原温泉から平が岳方面は
時間的に日帰りでは無理。
と言うことで急遽自転車に切り替えることに。
コロナ解除で不慣れな乗客が増えたためか
たいして混んでないのに「混雑のため」
ずぶずぶ遅れて旭川9:20到着予定の始発分は
20分以上遅れての到着となった。
旭川空港は低く雲が垂れ込めていて予報より天気が悪いようだ。
と言うことで10時過ぎに旭川空港を出発。
気温は16度でやはり肌寒く
アームウォーマー、レッグウォーマー装着で出発。
そして美瑛へ
昔電車居酒屋に使われていたオハ41がまだ放置?されている。
もとスロ52で特別二等車の現存車両は
もしかしたら日本中探してももはやこれだけなのかもしれない。
随分手を入れられているが何とかこれをちゃんと保存できないものか。
2列の細い板バネが華奢に見えるTR40B
こいつも現存はあまりないと思われ。
流石北海道
日の出3:48 日の入り19:13
異常に昼間が長い。
美瑛川に沿って自転車道が通っていて
20キロ近く緩い坂を登り詰めると
美瑛の新名所青い水たまりにでる。
ほぼ全員中国語をしゃべる人たちが観光バスで
ガンガン運ばれてくる。
そして白金温泉の白髭の滝。
ここも青い池の観光客と同じような感じ。
美瑛の街中から20キロかけて標高差400mほど登った。
ここからは本格的な上り坂
5キロで300mほど登って
十勝岳登山口の望岳台。
本当は目の前に十勝岳が見えるはずだが
ガスガスで何も見えないし
霧雨が降っている。
春に三段山へのバックカントリースキーを
楽しませてもらったベースの吹上温泉も
行ってみたがガスガス。
道路はウエットだが雨は微妙な霧雨が
降ったりやんだり
ただ気温も9.4度しかなく
登りであるのにウィンドブレーカーを着る。
そして3キロ弱でやく300m近く登って
十勝岳温泉陵雲閣
雨雲の上に出たらしく少し明るくなって
雨も完全に上がっている
ここから上富良野に向かって下るのだが
あの霧雨の降っている雲に再突入しなければならない。
しかも気温は7度台
そして下ると当然道路はドライ。
車線道路を通って、そのあと今回はベルルイ基線を通って
麓郷まで行ってみた。
雲が取れてきて前富良野岳がだいぶ見えてきた。
北の国からの最後の会の2002からはや20年。
さすがに撮影地のこの麓郷の森の寂れっぷりは顕著。
そして八幡が丘経由で富良野に戻る。
ついでに10キロくらい遠回りして
来春廃止になる根室本線山区間にある
北の国からの最初の1歩の布部駅に立ち寄った。
列車がくるまであと1時間近くあるのでさすがに
帰りの飛行機の時間もあり待つのは無理なので
写真を撮ってすぐに引き返す。
春にはシートがかけられていて見れなかった
元胆振縦貫上がりのD51954に立ち寄る。
思ったよりずっと保存状態は良い。
富良野駅にはラベンダーエクスプレスが止まっていた。
これに乗ると札幌まで1本。
もう時間もあまりないのであとはひたすら
向かい風の中漕ぐのみ。
上富良野から富良野平原広域農道経由で
新栄の丘。
美瑛駅。
ここから国道を通らず
パッチワークの丘経由で空港へ向かう。
ケンメリの木
天文台のある小学校(廃校)だった建物を過ぎて
右に曲がり
雄大なパッチワークの丘の真ん中を走り
セブンスターの木で右に折れ
一気に下ってパッチワークの丘を脱出。
空港への坂を登って何とか日の入り前に旭川空港到着。
帰りの20:15の便が
またもや混雑のため到着が遅れて
20:40発に変更になったとメールが入っていたので
空港では結構余裕がある。
旭川空港も改装されて
レストランがカフェテリア風フードコートになって便利になった。
梅光軒の旭川ラーメン塩。
夕張メロンアイスも
そして大した込み具合でもないのに
「混雑のため」またズボズボ遅れが広がって
羽田に着いたのは40分遅れ。
今回十勝岳方面のの極寒霧雨の印象が強く
しかも富良野市街でも
アームウォーマー、レッグウォーマー
+ウィンドブレーカー着ているような気温で
ずっと天気悪いような感じがしていたが
写真を見ていたらそれ以外はほとんど青空。
実はまあまあの自転車日和であったのであった。
走行距離 167km
獲得標高 2200m
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