そして朝5時に三宅島到着。
三宅島は風向などによって
3つの港のどこかに着くが今日は三池港到着。
持ってきた朝ごはん(パン)を食べたりしながら
ゆっくり用意して
日の出後の6時少し前出発。
朝日がきれいだが風が非常に強い。
激坂を下って長太郎池に寄る。
まだ満ち潮なので
左側の広い潮だまりはまだ海の中。
激坂を下ったということは
帰りは激坂を上るということ。
激坂で外周道路にでてさらにまたもや
激坂の林道を上って大路池展望台。
カルデラ湖の大路池と太平洋がきれい。
さらに登って2000年噴火で壊滅した村営牧場跡
何故か看板がそのまま残されている。
雄山もここ数年で大分緑色になってきた。
三宅島村営牧場と書いてあるサイロが
1人ぽつんと佇んでいる。
もう牛たちもいない。
少し登って七島展望台。
爆風でウインドブレーカーを切るのに苦労する。
白波が立つほどの強風で
快晴ではあるが海は煙って
御蔵島がぼんやり見えるくらいで
七島展望とはいかなかった。
爆風すぎて長居できずすぐに下る。
ここは阿蘇草千里と言うくらいの雄大な草原。
あっという間に海まで下って
メガネ岩、右側は伊勢湾台風で
落橋?してメガネではなくなってしまった。
打ち寄せる激しい波で
波飛沫が道路まで平気で降ってくる。
1983噴火の溶岩流で街の大部分が埋まってしまった阿古地区。
この阿古小学校の鉄筋コンクリート校舎が
溶岩流をせき止めてこれ以上下にはいかなかったそうである。
外周道路はぐっと登りになり
やがて阿古旧市街を見下ろす高台に出る。
噴火前はこんなに住宅街いっぱいあった。
そして急坂を下って
生島新五郎の墓。
そして外周道路まで激坂を上る。
そしてまた下って伊豆岬。
こんなおしゃれなロケーションのベンチ。
ただ今日は爆風高波で波しぶき浴びる。
ここから外周道路までは激坂ではなく普通の坂。
そしてまた海に向かって坂下って
大久保浜から再び激坂登って
神着の集落へ。
この牛で一休みしていたら(この座っている牛だけは乗ってよいらしい)
店のおかみさんが出てきて商品の牛乳せんべいをくれた。
ここでパンク、30分以上かけて直せば
近くのラーメン屋が開店するのだがすぐに直ってしまったので
スーパーでお弁当。
帰りも三池港から船が出ることが決定したので
後の行程はもう余裕。
と言うことでまたまた激坂登って
火の山峠展望台へ。
この展望台は大迫力の雄山と
二つの噴火による二つのスコリア丘
ひょうたん山と三七山が良く見える。
展望台駐車場は砂利なので
ここまで全舗装なのだが
こんな風に写真を撮るとダートを走っているように見える。
そしてまた外周道路まで下って
鳥居と社殿が2000年噴火泥流で埋没して椎取神社。
右に再建社殿が見える。
手前側が再建された鳥居と社殿。
お参りしたら奥に本殿があります。
と書いてあったので
000mほど坂と階段を上ったら
すごいパワースポット風な小さな祠が現れた。
賽銭箱はなく賽銭は表の社殿1回で良いらしい。
そしてまた外周道路から下ってサタドー岬へ。
ここは柱状節理の海岸崖の上なので
外周道路からの坂も緩い。
頑張ってぎりぎりまで行って写真を撮るTかださん。
もう少し行けるのでは?
そして13:00前無事1周を終えて三池港到着。
雄山を挟んで風下になるので
ここは風は穏やかでちょっと暑いくらい。
そしてシケのため御蔵島を止まらないできたため
予定より少し早めに橘丸が入ってきた。
乗り込んですぐに反省会。
後ろに大きな三脚がいっぱいあるが
それは大漁にいるアホウドリを撮るためだそうで
さすがに800mmクラスの眺望遠でないと
肉眼では鴎と見わけもつかない。
垂直落下で魚を取るなど
水平雷撃の鴎とは明らかに飛び方が違うが
そして先ほどのサタドー岬を通り過ぎて
ゆっくり三宅島を離れていく。
というかとりあえず昼飯だ!
そして竹芝にはレストランの夕食営業の後
19:50に到着する。
走行距離 49.5km
獲得標高 1360m
距離の割にはよく上ったのではないかと思う。
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