青森からはまなすで6:07に札幌着
すぐに6:20発の学園都市線に乗り換える。
6:48にあいの里公園に到着。
自転車を組み立ててすぐに出発。
スタートをここにしたのは
札幌市内の混雑を避けたかったため。
まずは石狩浜方面へ走って石狩河口橋。
この橋、橋の継ぎ目の隙間がかなりデカく
自転車だと完全にタイヤがはまるくらいなので
歩道を走ったほうが無難。
これは20年以上前から何も対策されていない。
事故などはないのであろうか?
オロロンラインのアップダウンを快調に北上。
心配された天気は大丈夫どころか結構晴れている。
ただ何処かで寒冷前線の通過が見込まれるので
どこかで雨には降られることは予想される。
厚田のセイコマートで隠れたセコマ名物のゆでとうきびを。
すごく甘くってうまい!
そしてオロロンラインは
長大トンネルがメイン見えて多くなってくる。
今日のハイライトその1、送毛山道。
その送毛側の分かれ道。
送毛トンネルも今春から2代目になったのだが
この左折道はさらにその旧道で初代の国道。
道はなんとか車がすれ違いできる幅を維持しつつ
の急傾斜でどんどん登る。
こんな特徴的な看板も。
そして1.3kmほどはダートのまま。
車どおりが少ないせいか路面が柔らかいところも多く
急傾斜も相まって結構走りにくい。
曇ってきてイマイチ視界が悪いが
ところどころこんな景色が開ける。
地図では送毛峠と書いてあるが峠の標識は全くない。
結構標高く海抜400mで国道から300mほど登る。
毘砂別側は完全舗装で気分よ走れるが
上のほうの写真の看板の千本ならを
見物していこうと思っていたのだが
行き過ぎてこの展望台のところまで来てしまった、残念。
下っている途中から毘砂別の街を見下ろす。
雲行が怪しくなってきたので
下って少し走った浜というところのセコマで
雨具完全装備にする。
ついでにちょっと腹ごしらえ。
HOT CHEFも田舎のセコマだと
弁当もあまり売っていない。
でもこのおにぎりは少し高いけど相変わらずうまい。
てついに寒冷前線通過。
雷はなるし豪雨だし。
でも完全装備なのでひるまずに進むことにする。
中水たまりの中で前輪を取られて
足を付いたらシューズカバーがちょっと破けてしまった。
雄冬に近づくにつれ
道のほとんどが長大トンネルになる。
いつもはいやな長大トンネルも
豪雨の中だとかえってありがたい?
この辺は3本のトンネルを1っ本につなぐ大工事が
行われていてあちらこちらのトンネルの中で
片側規制が行われている。
たぶん本州だったら車止める場所は
トンネルの中にはしないと思うが土地柄の差か?
危ないと思うのだが。
長大トンネル帯を抜けて雄冬に到着。
予想通り前線は通過し終わって
雨はほぼやみ晴れ間も出ていた。
雄冬からは細かいトンネルが連続し
そしてずっと上り坂のイヤな長大トンネルの
日方泊トンネルを出ると
この場所、やはり旧道の
町道増毛山道線の分岐へ。
町道は大雨のためか下戸が閉まっているが・・・
普通に下をくぐれるので行かせてもらった。
この先の2本連続の長大トンネルよりまし。
この道は送毛山道と異なりフル2車線の
元国道らしいお走路が全線にわたって続く。
40高中の文字が渋い。
ここもこの通り素晴らしい眺望。
道はトンネルによって便利さと引き換えに
大事なものを失ったのだろうか。
峠名はないがサミットと思われる場所。
約315mで国道から雄冬側からは250mの標高差。
増毛川では200mの標高差。
旧道はフル2車線のくねくねと下って行き
この大別苅トンネルの増毛側出口で国道と合流。
一瞬だがフル2車線道路が並行していて迫力がある。
そしてさらに国道を下って増毛の街中に入る。
駅ステーションの風待食堂はいまは観光案内所。
14時過ぎに増毛駅に到着。
何だか駅も増毛の街も観光客でごった返している。
前に訪れた時はさびしい街だったイメージがあったのだが。
そして廃止が決定された増毛駅。
ここから列車でで帰ることにする(当初の目的の一つ)
駅舎の中はお土産屋になっていて
このタコおこわ500円はかなりうまかった。
そして新千歳空港まで列車を乗り継ぎ約4時間。
北海道は広い。
空港で銀波露のとんこつ味噌ラーメンを食べて
スカイマークで羽田へ一っ跳び。
今回の青森北海道零泊二日の旅は
一瞬の豪雨はあったものの
まあまあ天気も悪くなく良かった良かった。
走行距離 110km
獲得標高1220m
こんな夜行列車あったんですね。
豊富な知識と緻密な計画にあっぱれです。
はまなすも3月でいよいよ廃止です。
移動に便利な夜行列車もどんどんなくなって
稚内方面、網走方面、釧路方面に続いて
これで道内夜行は全滅です。
なかなか輪行を絡めて道内サイクリングもしにくくなってきましたがバスは結構健在なので今度はバスでの移動も考えてみようかと思います。