玄倉林道と犬越路 (7/27)

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 青崩隧道尊仏の土平側出口。
トンネルに亀裂が見つかり
2009年2月から2011年10月まで
全面通行止めにして
新トンネルを掘削していたのだが
こちら側は旧トンネルのまま。
隣の石崩隧道との間の
短いあかり区間のワイルドな景色はそのまま。


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朝の雨などのため出発が大幅に遅れ
谷峨で出発準備が整ったのは
なんと11:30.もう昼だ。

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 まずは丹沢湖へ向かう。
三保ダムが見えてから湖まで
区間が実は一番勾配がきつい。

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 丹沢湖到着。
結構雨が降っている感じがしていたが
湖の水量は異常に少ない。

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 玄倉ではダムができるまでの大河原を
彷彿させるような雰囲気。
これも雨不足がなせる業?

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 まずは玄倉林道へ。

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 1個目のトンネル「境隧道」
このトンネルを抜けると
本格的なダートになる。

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 2番目が途中でカーブしているために
中が真っ暗で有名な「青崩隧道」
前述のとおりこちら側は掘りなおした新隧道。
左が急隧道入口への旧道だが
帰りに行ってみることにして
真っ暗な隧道へ入っていく。

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 そして旧隧道と合流して奥側の出口。
この川からそそり立つ仏岩を越えるのがこの隧道。
途中カーブしていて真っ暗で有名だったが
長さが長くなって真っ黒度合いが増した。
ただ道は舗装されたので少し快適になった。

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 そして絶壁に囲まれたわずかなあかり区間を
挟んで3番目の「石崩隧道」。
これもちょっと長いが真っ暗ではない。
ただ路面はダートのままなので
少し難易度は高い?

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 い「石崩隧道」を出るとすぐに玄倉ダム。
あり得ないくらい青い水の色とその透明度が印象的。

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 名もわからぬ4番目のトンネルは
完全手ボッチャー!

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 5番目は扁額が取れていて名前不明。

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 6番目は手ボッチャー。
さっきから山中には雷鳴が轟き
まだ黒い雲は見えないものの
ヤバそうな雰囲気。

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 7番目は扁額なしで名前不詳。
基本的にこの林道のトンネルは
5号隧道などのように下からの数え番号で
呼ばれているようだ。

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 広大な河原の横に8番目のトンネル。
丹沢の河原が軒並みその川の規模に比べて
以上に広いのは関東大震災で
山から大量の岩塊が供給されたため。

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 ほどなくユーシンロッジに到着。
青崩隧道の通行止め工事以来休業中なのだが
いまだ再開のうわさは聞かない。
このまま廃止になってしまうのだろうか?

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 ユーシンロッジ前で昼食にしようとしたが
雨が降り出したので先を急ぐことにする。

そして熊木ダム直前に最後の9番目のトンネル。

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 そして長らく続いてきた熊木沢の
砂防ダムなどの保全工事が終了した今
熊木ダムから先は通る車もなく
廃道の雰囲気が漂ってくる。

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 そしてこの熊木沢出合で熊木沢に降りる道と
尊仏の土平への本線に分かれるが
どちらももはや担ぎなしにはいかれないので
ここで折り返すことにする。
この脇には蛭ヶ岳への登山者のものと思しき自転車が・・。

ここでの標高は約780m。
玄倉から10.5キロで450mの登りだった。


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そして先ほどの宿題の青崩隧道の旧道部分。
仏岩の向こうに
先ほどの奥側の出口と落石覆いが見えている。


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そして旧隧道。
ほぼ原形のままでトンネルもそのままだが
厳重に封鎖されて入れない。
まあ閉鎖理由がトンネルの亀裂なので
当たり前なのだが。

ここで雨が激しくなってきて合羽を着る。
下りですれ違ったMTBの5,6人の人たちは大丈夫だろうか?

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 丹沢湖まで下りると雨は上がったので
遅い昼食。
せっかくのランドナーなので
昔風にストーブを使って・・・
ただカップヌードルだけど。

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 そして雨ももう大丈夫そうで薄日も差してきたので
先を急ぐことに。

箒杉。
昭和47年7月の集中豪雨では
箒杉も土砂に埋もれたという話だから
その災害の規模の大きさがわかる。
この場所後ろには箒杉の水という水場があり
水をくんで出発。

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 夏休みとあって中川沿いのキャンプ場は
どこも大賑わい。
この状態でのキャンプが
キャンプと言えるのかは別として・・・。

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 15:30過ぎ、犬越路林道へ入る。

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 ワイルドな九十九折で標高を稼ぐ。
この林道はサミットのトンネルまで
全線舗装。

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 16:15トンネル到着。
道は峠直下をこの800mほどのトンネルで抜ける。
右の開通記念の石碑は横の小沢からの
落石で半分ほど埋まってしまっている。
この林道犬越路が本日のチマコッピ約920m。

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 トンネルの反対側は赤い。
ここから道は神ノ川林道になる。

ちなみに丹沢山塊を南北に貫く道は2本しかない。
1本がこの犬越路、もう一つはあのヤビツ峠である。


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西丹沢の林道の例にもれず
ここも雄大な景色が・・・・・。
この谷底まで下る。

この辺から舗装が途切れダートになる。

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 大室山も見えてきた。

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 10キロにわたる長い長いダートの下り。
なかなかワイルド。

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 そして神ノ川ロッジがある日陰沢のゲート手前からは
快適な舗装道に変わる。

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 途中武田重鎮の小山田一族の姫とか
平家の落ち武者の姫だとか
さまざまな言い伝えがある悲運の「折花姫」を
祭った神社がある。
折花姫も今では幸運の守り神だそうだ。

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 18:00ちょっと前に宮ケ瀬に到着。
やはり宮ケ瀬湖も水量がすごく少ない。


そして夕立の豪雨が降る直前に自宅に到着。


走行距離130キロ
獲得標高 1750m

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