甑島(こしきしま)1泊サイクリング(最終回 下甑島1周 3/12)

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朝7:30、宿に荷物を置かせてもらって

工具類だけ持って出発!

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下甑長浜港には始発のフェリーが出港準備中

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まずは長浜から青瀬に向かう軽い登り坂

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青瀬の先から旧道を通るべく

この会場桟道、何か伊豆っぽいと感じてしまった。

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瀬尾観音三滝の上段が見えてきた。

折角なのでちょっと上ってしまったが

一旦戻って滝まで行ってみようということで

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下段の滝まで遊歩道だが特に

表示もないので自転車で行ってみる。

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折角なので二段目三段目が見える展望台まで登ってみる

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写真家Tかだ!

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例によって観光客は皆無だし

意外と良いところだった。

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手打までルートを変えて

この二本の超大トンネルの新道を通る。

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トンネルを抜けて手打の街へ下るのだが

途中放牧地があって牛がいてり記事が横切ったり。

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そしてあのDr.コトーのモデルとなった

手打診療所へ

YouTubeでは平田先生と混同してて間違えてしまったが

コトー先生のモデルは

瀬戸上健二郎先生だそうで。

平田先生は青瀬ちくの医師でもう少し前の方だそうで

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もう瀬戸上健二郎先生はいないが一応記念写真だけ。

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思ったより立派な診療所で

多数の研修生を受け入れていた証でもある。

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武家屋敷通り通るの忘れてしまったが

しばし手打の砂浜沿いの島では貴重な平坦な道を

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そしてすぐに当たり前のように10%勾配。

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標高200mほどのピークから左折して

激坂下って甑島南端の釣掛崎灯台へ。

見下ろす海岸崖と奇岩が

絶海の孤島感を醸し出す。

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再び激坂を登ってルートに復帰後すぐに

キリシタン殉教の地

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悲劇の場所も今は絶景の展望所

これから右上に少し見えている牧場を通っていく

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牧場のなかは15%はあろうかという激坂。

登り切ったら今度は激坂下りで

200mの標高を一気に吐き出したかと思うと

再び激坂で標高400mまで登るという激しさ。

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そして再び少し下ると

先ほど瀬戸上先生と間違えた平田先生の句のところ。

昭和40年代後半まで甑島には車道がほぼなく

歩いて峠越えの診療の時に

ここでビル街の蜃気楼を見たという話。

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ただ今はここから見えるのは蜃気楼ではなく絶景。

ナポレオン岩と展望台を通って長浜へ向かう

九十九折れの長い上り坂が見える。

そしてやはり激坂であっという間に標高350mを下る。

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下ったところが瀬々野浦。

道は集落には入らずそのままショートカットで

長浜方面へ続いているが

折角なので補給がてら街へ。

この人口100名弱の後期高齢者率ほぼ100%の街は

なんだかある意味桃源郷のよう。

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軒先にたくさんいるばあさんに道を聞きつつ

何とか1件だけある店に着いた。

ここでもやはりよそ者は珍しいのか

「年金暮らしにとってここは天国だから

引退したらここに引っ越しておいでとずっと口説かれ・・・」

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そして再び本線復帰して登り始める。

ここからの登りは一桁%の普通の登り。

すぐにオリンポスの丘のような

ナポレオン岩展望所に着く。

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ナポレオンの横顔の形のこの岩は

高さ100m以上あるがちょっと遠くて

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先ほどの瀬々野浦港からのほうが

迫力がある眺めかもしれない。

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まあ今日帰らなければならないので

このなんだか時間のスピードがゆっくりなこの場所から

脱出しなければならない。

長浜へ帰る坂は瀬々野浦から一桁%の登りで

やっと普通に登れる坂。

ただ標高は400mを超えおそらく島の車道最高地点を超える。

桃源郷のような瀬々野浦の街と港を見下ろす。

もう一生来ることはないかもしれぬ。

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そしてこの自衛隊の何かの施設のところが

(おそらくレーダーへの荷下ろし地点?)

結局今旅のチマコッピ 標高405m位?

あとは長浜まで下りのみ。

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無事お昼ごろ長浜到着。

宿でシャワーだけ借りて帰りにしたくして

200m位は走ってフェリー乗り場へ

そして反省会。

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そして昼ご飯はカルビ丼。

九州醤油らしく甘めのカルビ丼だった。

ごはんお替り大盛無料!

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待合室にはDr.コトーのポスターが

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そしてフェリーがやってきた。

14:20発で行きの反対の行程で

羽田に着くのは22時過ぎの予定。

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無事串木野駅。

きょうは予報より天気が良く終日ほぼ快晴。

二日間ともかなり暖かいというより暑い快晴の

絶好のサイクリング日和だった。

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串木野駅ホームの名所案内には一番に甑島が!

結構遠いと思うのだが

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鹿児島空港に着いた時には夕飯の時間になってしまっている。

空港のレストランで鶏飯バイキング。

お変わりは当然自由。腹いっぱい食えた。

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ご飯を食べ終わって外を見たらびっくり

雷交じりの豪雨になっていた、。

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この雷雲のおかげで結局40分遅れのフライトとなった。

行きも20分遅れから始まって今回のJALは遅れる。

と言うことで順番的に

もう一生行けないかなと思える孤島の甑島

何か時間の流れがとてもゆっくりで

二日間とも快晴だったのもあって

激坂ばかりなれども楽しいサイクリングだった。

走行距離 45km

獲得標高 1450m

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