完成したカニ39550(カニ37)。
新キットになった後のカニ37は
31系ボディの旧39500と32系ボディの旧39550は
しっかりと作り分けていたのだが
旧キットのこいつはどちらとも取れる造形。
どちらかといえば窓の縦寸法が拡大された
39550に近いからそういうことにした。
実際はどちらも「富士」の荷物車として使われたようだ。
別張りのエッチング製の保護棒が好ましい。
これで昭和5年「富士」も
残すはスシ1両のみとなった。
モデモのスロ34を小改造塗替えで
戦前仕様のスロ30750にした。
奥はノーマルのモデモスロ34.
ナンバーは特にこだわったわけではないが30752.
所属は「燕」用の大ミハソ。初期なので
大アカソのほうが良かったかもしれない。
この製品群、特長あるダブルルーフは全車種
スハ32の流用なのでベンチレーターなどの配置は
実物とは異なるがまあ目をつぶることにした。
色は戦前2等の帯色としてインディーブルー。
茶はガイアのぶどう色1号。
モデモの旧客は有名なナカセイのキットを
型を買い取り組み立て塗装してセットで再販したものであるが
いちいちシンナープールで色や車体の接着を剥がすのが
非常にめんどくさいから
今度再販するときはキットのままで販売して欲しい。
手前が改装後色塗り前のスロ30750。
奥の戦後のスロ34とはごらんの通り機器配置が異なる。
戦前配置の床下機器はキングスのものを
レジンキャストでコピーしたもの。