展望車の最近のブログ記事

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半年くらい前に組み立てた

クリエイトテラの基本3ABの特別急行1,2列車編成だが

明治43年通達843号と言うものによると

客車の足回りは褐色にするとある。

と言うこと気づいてしまったからには塗り替えてみた。

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褐色と言ってもいろんな色の幅があり過ぎるし

具体的にどんな色と言うような決定的な

カラー写真や絵ハガキなどもあまりなく

wikiのホハの白黒写真の色の濃さ当たりから考えて

このクレオスの526番あたりで行こうということにした。

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今年最後の大物作成。

そろそろ積キットも少し消化しようと。

まずは最近のキット

アルモデルからキングスキットの改良再販として発売されてるシリーズ

これはスハネ31(旧スハネ30100)のキット。

ディテールはほぼキングス新キットと同様ながら

格段に組みやすくなってしかも丈夫になった。

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スハネ31(30100)とオハ34(33000→33980)

真ん中二つのオハ34がキングス時代のキットの組立。

アルモデルになって屋根がネジ止めできるようになって

屋根合わせの難易度が格段に下がった。

経年のせいかわからないが真鍮の素材の感じもちょっと変わった?

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塗装開始。まずは帯色から。

三等車なので当然赤。

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記事にするの遅くなったが

ステン9020に続きほかの6両も。

この通り車体は一体成型で

床下と室内と台車のパーツが付く。

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一体成型なのもあって車体にバリも散見されるので

きれいに取り除く。

時々積層痕みたいな醜い傷もあるがこれはもう目をつぶるしかない。

また歪みなどもそこそこあるがこれも仕方ない。

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baoshiさん所のBOOTHから九州鉄道ブリル客車のキ3Dットを買った。の
キットの内容はこの通りで
3D一体成型の車体に3Dの妻板を接着して
3Dの屋根をねじ止めするもの。

床下は変形防止のためかベーク板である。

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車体はこんな感じ。

この車両、九州北部に路線を広げていた九州鉄道が

明治の末期にアメリカに豪華列車を発注して

完成して日本に届いたときには

国策で九州鉄道は国有になっていて

結局ほとんど使用されずに幻の豪華列車となった一連のブリル社製の客車のこと。

戦前から散発的に話題になっているがその実態は

残された図面とわずかな写真から推測するしかなく
実写も早々に検測車などに改造されてしまって
その色すら様々な説がある。

原信太郎氏が作らせた一番ゲージ(45mmゲージ 1/32)が有名だが
これは原氏の完全な創造とあこがれの仕様と色となっていて

これをもとにしたJR九州のリゾート列車ともども

この色仕様ではないらしい。

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これが妻板。

結構基本型客車と同様な雰囲気である。

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ヤフオクで手に入れた謎のステン9020の3Dキット。

クリエイトテラさんという名でBOOTHで出品しているという噂も。

とりあえず1912年から1923年までの基本型客車時代の

特別急行車両を1両でも手に入れたということで早速組み立てと塗装をしてみる。

まあ一体成型の3Dキットなので組み立てはあまりないが。

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まずは全体にサーフェイサーを噴く。

ここで全体を細かいやすりでやすって

積層痕をきれいに消したいところなのだが

木造車で木目のディテールがあるので

大きなバリなどを取るにとどめておいた。

最近の光造形3D技術も大分こなれてきたので

特に気になるような深い積層痕はない・

2か月かかったが

大型3AB時代の特別急行1,2列車 全10両編成完成した。

のちの特急富士と言われる列車である。

今回は関東大震災の震災復興車であるマニ29930が入っているので

(これは本当は幅が狭いのだがキットは他と合わせたタイプらしい)

震災後から大正15年9月の自動連結器化前の

ねじ式連結器バッファー付き、真空制動時代として作成した。

最っ後に完成させた三両。

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スロネ28500。

前回のスロネと同型だが

こちらは前期型として作成。

屋根の明かり窓が少なく

また雨樋が中屋根上にあるので

付属の妻の雨樋の前期型用を付けて

側面の雨樋をひっくり返して屋根に接着した。

スイネ27100と同様の工作だが

2台目なのでうまくできた。

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スロネ28508。

先日のスロネとまったく同じだが

こちらは窓の保護棒なしの形態にした。

新製時には保護棒はついていたのであるが

末期は撤去されていたようで

何時撤去されたのかはいまいち不明みたいなので

スロネは同一車両が3両あるので

1両は保護棒なし、もう一両(上の車両)は前期型。

として変化を付けてみた。

セット分の7両が完成したので走行動画を

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このように最難関と思われる雨樋は

位置決めしてクリップで挟んで

ハンダを少量点付けしてから

全体に流す。

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妻板の縦樋は0.4真鍮線を半田付けするのだが

先に真鍮線を半田メッキすれば特に問題ない。

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室内灯を付けるために

台車も集電対応に

車輪はKATOの集電対応スポークを使用。

台車片側をテープで絶縁してプラネジで組み立て

片側の台車は車体と絶縁するために

切ったプラパイプを付属の金属パイプの代わりに使い

絶縁ワッシャで組み立てる。

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車体が完成したので早速塗装に入る。

ガイアのプライマーを塗り白帯と下塗りを兼ねまずは白3号。

オロ31も同様に下塗りを白3号で。

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マイテの室内の仕切りには桃山式の装飾のエッジングが

されているので折角だから茶色を塗った後磨きだした。

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 KATOのマイテ49よりの小改造と塗り替え。
古くからあったKATOのマイテ49。
出来は良いのだがデッキなどは戦後の仕様で
床下機器の配置などは戦前仕様という
よくわからない時代考証になっていたので
どうせなら戦前の「富士」の仕様にしてしまった。

展望デッキは柵からテールマークと尾灯を
綺麗に削り取って
(意外に難しく左側は失敗気味)
右側下部に新たに標識灯と
訓令式ローマ字「HUJI」のテールマークをつけ
さらにガイアのぶどう色1号に塗り替えて
レタリングを2段標記でスイテ37041にした。

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 キングスの妻板床版が金属の旧キットのスイテ37。
とりあえず完成にした。
ガイアのブドウ色1号はやはりちょっと黒すぎかもしれない。
所属表記などはこの当時「東トウ」なのであるが
2004年に東シナなどが東京総合車両センターに
統合されてこの「東トウ」の表記が
70年の時を経て復活した。
ただインレタはまだ無いようであるので
もうちょっと無所属?のまま。

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実車の車歴としては・・・・
昭和5年3月までに特急「富士」の
鋼製展望車として37000から37003の
3両がそろったという話だが
実際には37000は昭和4年度中には
すでに富士の編成に入っていたという説もある。

その後スイテ381と改称、
戦後は接収解除後、戦後の特急展望車として復活した
僚友のスイテ382やマイテ39などと異なり
復活はせずそのままオシ174の種車として消える。

模型ではいつまでも戦前「富士」の殿として
いつまでも走り続ける。

マイテ49 1

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昭和30年頃の姿。

マイテ49 2と少々異なって中央部に700mm窓が8つ並ぶ。
昭和13年に特急「富士」用にスイテ37040として落成。
戦後昭和29年まで接収を受けるが摂取解除後
近代化改装を行い、一等室内は一人用の
リクライニングシートが並び後のこだま号の
パーラーカーのようだった。
その後東鉄局内にあって「つばめ」「はと」の共用予備車として
青大将化され特急の電車化後も団体用として使われ
一等展望車一番最後の昭和38年に廃車となる。

スイテ48 1

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昭和30年ごろの姿。

昭和6年、特急「燕」の展望車スイテ37020として落成。
戦後接収されたが昭和25年に返還され再整備の後
特急「はと」の展望車として活躍したが
青大将塗装には変更されることなく昭和32年
オシ17 5の種車として廃車。

マイテ37 2

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昭和25年から28年にかけての姿。

戦前の特急「鷗」用に昭和14年に鋼体化改造によって
スイテ37051として生まれた。
戦後接収を経て25年に「はと」の展望車として
マイテ37 2 として整備。
28年にマイテ58 2 と改番、36年に廃車。

2024年11月

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