ワールドの8000形電気機関車がやっと完成した。
組み立てたのは4段ベンチレータのほう。
8000形は昭和頭に多種類輸入された英ベッカーの
機関車の一番の大物であるのだが
最初から通気が問題になっていたらしく
ごく初期からこのように
ベンチレーターを3段から4段に増設した車両が見られたらしい。
車体の組み立てはワールドのキットなので
特に問題もなく簡単に組みあがる。
前照灯は点灯化するので
中をルーターでくり抜いて
LEDが入るようにする。
初期デッカーの特徴の超大型のパンタも組み立てる。
真ん中はTOMIXのPS11.
この車両のパンタの巨大さが良くわかる。
デッキ回りは結構組みごたえがある。
よく考えて組まないと
はんだごてが入らなくなりそう。
一旦仮組して問題がないことを確認してから
再び全部ばらして塗装工程に入る。
足回りだけ先の塗装を済ませて
動力部の組み立て調整をする。
牽引力を増したくて
試しにゴムタイヤをハメてみたが
どこにハメても集電性能が落ちるようで
結局ボツにした。
そしていよいよ電飾。
今回は配線済みの0402チップLEDを使ってみた。
1005チップの半分の大きさで
もう自分で配線半田付けするのは不可能に近い。
基盤。
左の小さい抵抗とコンデンサーは
反対側のちらつき防止用のスナパ回路。
配線はそのまま有線で。
パンタグラフは小手で溶かしてかしめるか接着と書いてあるが
プラ版に1.2mmで穴をあけて
足をはめ込んで固定する方法によった。
メーカーズプレートとナンバーを付けて完成。
ライトも走りも調子が良い。
塗装は多分ガイヤマルチプライマーのためか
屋根を中心に鮫肌気味になった。
マルチプライマーは原液吹付と書いてあるが
実際は効果は多少落ちるがほんの少し
使う塗料の溶剤でうすめて吹いたほうが
仕上がりが良い気がする。
同年代の仲間たちも
3段ベンチのキットも買って
噂のグリーンのやつを作りたくなった気がする。
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