大型3AB客車の作成 スハフ28800 (11/5)

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200827C51大型3AB008.jpg

今回は

まだ特急「桜」と命名される前のの3,4列車に使用されていた、

かつ山陽線特急列車横転事故によって顕在化した

木造車の高速運転時における安全性の問題から

短命だった大型3AB車の中でも特に短命だった

スハ28400、スハフ28800系列を作成。

使ったのはこりん堂のペーパーキット。

台車もTR71がペーパーで発売されている。

200827C51大型3AB009.jpg

このキット、屋根もペーパーなのだが

他の客車とのバランスを考えて

旧キングスのプラ製の2重屋根をインストールした。

長さと端部の形を調整して・・・・。

妻板の作成方法がちょっと間違えていて

紺のままだと平妻になってしまう。

200827C51大型3AB012.jpg

急遽妻に折り目を入れてそれらしくする。

どちらにせよ屋根とは隙間があかないわけがないので

ここは特に問題はない。

DSC_1941.jpg

プラパテで屋根端部の隙間を埋めて

大まかに形を整える。

DSC_1956.jpg

TRA71はキットそのままだと

中央車輪の真上にセンターピンがつく構造なのだが

これだと中心ピンと車軸が重なってしまって

模型上あまりよろしくないので穴をあけなおして

KATOの台車のように外側と真ん中の車軸の

真ん中に中心ピンを置くようにした。

床下危機は全く持って不明なので

とりあえず同メーカーのペーパーレーザーカット製の

大型電池箱以外は今のところ何もつけていない。

DSC_2241.jpg

やすり掛けをしてステップ(BONA製品)を取り付ける。

半ガラは同じくペーパーレーザーカット製のもので

数当たりの単価は一番安い。

実際にこの車両の半ガラはもっと短いタイプなのだが

あえてそのまま使用してコリン堂製品っぽさを漂わせた。

明り取り窓部分は製品のペーパー屋根から

切り抜いて使用している。

車高も少々気になったので台枠を少々削り取って低くしてある。

屋根はモデモやKATOより少し分厚い感じになるが

これはまあ気にしないことにした。

DSC_2359.jpg

そして色を塗ってインレタを張って完成。

標記類は大13年の製造時から

昭和2年の改正前の姿に。

なので形式もスハフ28800でなくて

旧番号のスハフ(縦書き)29500.

幌は本当はこの時期もう少し大型のものがつくのだが

まあ普通のGMの客車用の幌を付けた。

これ少しごっついし雰囲気は出るので。

屋根の端部の形はもう少しペーパー掛け改良余地ありだなこれは。

と言うことで本当は大量生産と行きたいが

一両だけでずいぶん時間がかかってしまったが

この1両で大分ノウハウがたまったので

次はもう少しスムーズにできると思う。

日本のNゲージ業界の闇であった

大型3AB客車がいよいよ現実になりました!

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このページは、ayu2が2020年11月 5日 12:27に書いたブログ記事です。

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