ワールド工芸1号機関車 (10/29)

| コメント(0)

201016旧横ギャラリー025.jpg

160形に続いて発売された150形(1号機関車)。

実物はイギリスバルカンファウンドリー社から輸入当時、

使用実績が芳しくなく

10年もたたないうちに転属、大改造されたのであるが

モデルは160形は明治中期くらいの時期なのに対し

この150形は輸入当初の姿。

少し発売から時間がたってしまったが最古客車も含めて

目標は桜木町の急横ギャラリーのこの編成ということで

DSC_2244.jpg

このキット、一部パーツに不良がある(必要な穴が貫通していない)

があり電話すると修正部品が送られてくる。

下の切り抜いたパーツが修正部品。

上のエッチング版の真ん中のパーツが不良品。

DSC_2339.jpg

旧横の1号機関車は少し明るめの緑色。

鉄博の保存機は真っ黒に赤のライニング。

旧交通博物館時代は英国調のグリーンだった。

前述のように使用実績があまり芳しくない150形は

錦絵などにもほとんど登場せず

(錦絵はシャープスチュアートの160形がほとんどで

あとはエイボンサイトのA3形やたまに改造前の190形が出てくるくらい)

正確な色どころか大まかな色も実ははっきりとしていない。

作例ではやはり黒以外だと緑系統が圧倒的なので

今回は緑系統で攻めることに。

DSC_2236.jpg

ついてる部品も当然少なく組み立て自体は

あっという間に終わる。

今回は塗分けを考えて

台枠部、ボイラー部、キャブ+水タンクの

3つに分けて塗装後に接着することにした。

DSC_2323.jpg

いさみやのカラープライマー(グレー)を塗った後に

塗装に移るのだが

今回使った色は

シャインゴールド、ウッドブラウン、ブラック、モンツァレッド

緑2号、デイトナグリーン

それにデカール張りとクリアー。

DSC_2324.jpg

ここからマスキングする。

ちなみにマスキングは

IORI工房性の1号機関車用のデカールに

おまけでライニング塗分け用に

レーザーカットされたものが付属しているので

ありがたく使わせてもらう。

DSC_2325.jpg

カラープライマーも含めて

1色ごとに十分な乾燥時間(丸1日以上)とったので

剥がれもなくまあまあきれいに塗り分け終了。

DSC_2352.jpg

デカール貼りも細かい失敗は数多いが

何とか終わって

クリアー(今回は少々テカテカ仕上げにした)を吹いて

ロッドも取り付けて完成。

今回ロッドのブッシュが多少きつく

何個か異次元の彼方に飛んで行ってしまって

家にストックしてある予備パーツまで動員することになった。

(ブッシュは予備が一つついているので、1個もなくさなければ余る)

DSC_2353.jpg

シャープスチュワートの160形と重連。

ここから本来ならば動力やロッドの調整をするのだが

今回100点とはいかなくてもまあまあの動きなので

とりあえず省略しても良しと言うことで完成!

あとは最古客車(桜木町色)をちまちま作って

上等1両、中等2両、下等(代用客車もあり)4-5両、緩急車の

8-9両編成にする予定。

予算的に1か月に2両ずつかな。

コメントする

2022年6月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

アーカイブ

ウェブページ

  • about
  • trainphoto
Powered by Movable Type 7.9.4

このブログ記事について

このページは、ayu2が2020年10月29日 10:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「最古客車(桜木町仕様 10/23)」です。

次のブログ記事は「大型3AB客車の作成 スハフ28800 (11/5)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。