桜木町の旧横ギャラリーに保存されている
鉄道開業時の1両の110形機関車と復元された最古客車レプリカだが
鉄道開業の日(10/14)を記念して18日まで
CIALか館内の店(スタバと成城石井)で500円以上買い物して
そのレシートでそのレプリカ客車の車内が見学できるというので
早速行ってきた。
立ち寄りがてら成城石井で500円の買い物って
意外と難しい(飲み物や軽食などの品数がないなど)のだが
なんとか500円以上かってこの入り口から客車内に入る。
車内に入ると当然まだ新製間もないので?真新しい木の香りがする。
レプリカ客車は中等車(グリーン車)。
今の感覚とは違い中等上等車はロングシートで
下等車は狭いコンパートメントだったそうで
この車両も長ーいロングシートが。
ただ奥行きも深くクッションもふかふか。
クッションに関しては明治初頭の当時に
こんなふかふかな感じだったかは不明。
この辺は雰囲気が似ているかしわ台の
神中鉄道の木造車とは明らかに異なる。
デッキ扉のノブなんかも
凝った作りで復元されている。
日よけの鎧窓はどうやらはめ殺しにしてあるみたいで
窓もどうやら固定かもしれない。
窓から顔を出してみる。
係員の制服は開業当時の鉄道員の制服のレプリカだそうで。
天井灯は油灯の形を模したLED。
初期の2重屋根などはおそらく忠実に再現されている。
デッキ越しに110号の運転台が目の前に見れるのも
今回の企画ならではの特典。
110号は前の保存地の青梅に来るずっと前から
教習用にボイラーなど切欠いてあったのだが
運転台も含めて外観はかなり良く復元されていて好ましい。
ちなみに入るときに抽選ができて
あたりはこのクリアファイルと開業時のレプリカ切符で
当たったのだが外れる人いるのだろうか?
レプリカ切符、ちゃんと中等車。
クリアファイルの裏側。
最古客車の色は当然レプリカと同じいわゆる桜木町復元色。
緩急車は真ん中の窓が扉になっているなど
最近の考察に基づいて書いてあるようだ。
ついでなので展示の模型なども。
レール幅は9mmだが縮尺は1/120くらいか?
これは開業時に走ったお召列車の再現。
菊のご紋章入り車両が明治天皇の乗車車両。
画面手前には乗車者全員の車両と名前が。
陸奥宗光などそうそうたる方々の名が。
機関車は2号機関車、のちの160形で
この車両の2年後の増備型が今も明治村で走っている12号機。
開業時の桜木町(横浜駅)。
ということで大変お得な500円でありました。
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