先日の燕C51に続きワールド製大型蒸気キット。
特急テンダー仕様が欲しかったが
手に入らなかったので通常テンダー版。
まあこの手の製品ではけん引力はあまりあてにならないので
戦前の金属製客車の長編成を牽けることは
まず期待できないから特急仕様でなくてもよいか・・。
説明書は相変わらず作業の順番なんて教えてくれないから
テンダーからかボイラーからかキャブからか
といろいろ作り方があるが
テンダードライブのこの手のキットは
キャブから組み立てるのが精神的な負担も少なくよろしいかと。
相変わらず取り掛かり始めはいろいろ失敗も多いが
なんとか塗ってしまえばわからない程度には。
ランボードは前デッキ部が結構複雑な曲げなのだが
ガイドがついているのでそれに従って曲げる。
グレズリー弁の点検扉設置後と設置前が選べるが
デフ取り付け間もない時期にしたいので設置前を選択。
前照灯とボイラー上部にはLED電飾用の穴(0.5mm)を
開けておく。
そしてキャブと合体。
ここまで1日1時間くらいの作業で1週間くらい。
足回りを組み立てて仮に組み合わせてみる。
変な傾きとか歪みがない確認。
まあいつも同様なくはないが
許せる範囲内にまで修正押して妥協。
最近のダイキャスト輪心は転がりも
見た目もよいのだがC55と共用のため
水かき付きなところが少々ダメ。
あとC53はバランスウエイトも
3気筒なので他機と比べてもかなり小さいのだが
そのへんも再現はされない。
少し車高を下げて少しディテールアップして色塗った
有井の30号機と比較。
こう見ると有井製品も悪くない。
牽引力からしても特急牽引機としてはまだまだ必要。
テンダーも組み立てる。
動力部は先の燕C51の経験がずいぶん役に立った。
SUSか洋白かわからないがベースは
結構曲げ線で後でごちゃごちゃやると折れるので
結構半田で補強をしておいた。
そして色を塗ってほぼ完成。
色はいさみやのカラープライマー(黒)を塗って
3日くらい乾燥させた後
例のごとくじか適当に調合した黒系統で。
前回は青が多すぎて少し灰色系に寄りすぎた感もあるので
今回は少し抑えめに行ったら結構よい感じになった。
電飾と空気作用菅は後日ゆっくりやろうと・・
思ったけどすぐにやってしまった。
空気作用菅は隙間などを薄い黒を流して
多少渋くしてからクリアを吹いてゴム系でくっつけた。
1日1時間から2時間で延べ2週間くらいで完成。
隙間でできるだけ補充して(やりすぎるとショートの原因となる)
再度いろいろ調整して
このように富士の丹那トンネル開通前くらいの
7両編成を何とか牽けるようになったので一応完成ということで。
ただ燕C51もそうだけど
結構無理させると調子悪くなるのも早い。
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