いよいよ元幌内駅跡の三笠鉄道記念館に入る。
やはり生の蒸気機関車。
300円払って乗車。
このS-304、日車製産業用Cタンクで
新日鉄室蘭からテツゲンへと移籍しつつ
長く室蘭で工場内の入れ替えをしていた機関車で
サイドタンクのテツゲンの赤い文字が特徴。
ちゃんと石炭燃やして走る。
早速後ろのトラ改造の客車に乗る。
三笠近くまで続いている旧幌内線の線路を走るのかと思ったが
それはトロッコ列車だけであって
さすがにSLは構内運転にとどまる。
もう夕方で今日最後の運転だったので
構内の往復終了後客車を切り離して
単機で車庫に帰る。
やっぱり生きたSLは産業用入れ替えタンクでも楽しい!
SL乗ったら落ち着いて構内を見学。
スエ32 1、不思議な窓配置だと思ったら
元マユニ32だそうだ。
スエ30 41 見てもわかる通り元オハニ30.
先出のスユニともども救援者に改造されているとはいえ。
意外に讒訴運数も少なく貴重な車両だと思う
北海道らしく除雪車がたくさん。
順番にDD14-1、DD15-17、キ274、キ765
北海道電化の主役だったED76 505も
保存車両は手宮の509とこいつのみしかない。
かつて数千両もあって
50両も連なった石炭列車が走っていたのも遠い昔。
セキ6000の保存車もおそらくこいつ1両のみ。
そして優等列車の証のキロ26も
ついに残っているのはここと手宮だけになってしまった。
他にもいろいろあるが今回は省略。
そして
旧三笠駅跡のクロフォード公園である。
解明前の幌内太駅の駅舎が再建されている。
中はお土産屋だが鉄道部品など結構マニアックなものも多く・・。
DD51+ホキ+ヨという少し不思議な組み合わせも。
そして目玉のキハ82の5両編成。
塗装など結構苦しい気象の厳しい地方故。
定期的に塗り替えはされているようだ。
現役時の基本編成からキハを1両ないし2両抜いただけ。
全国を特急として駆け抜けたキハ82も
ここを除け編成として残っているものはない。
北海道にやってきたキロ(グリーン車)は
屋根に青函連絡船の運行情報をキャッチするためのアンテナが
設置されているのが特徴。
TOMIXのNゲージ模型のように乗務員室窓も改造されている。
特急の証の食堂車キシ80.
前部で保存車両10両ちょっとのキハ82系にあって
キシはそのうちの4両も占める。
それぞれの車両にはこのように説明書きの看板があるが
ただ2等ディーゼル動車という少し不思議な感じ。
ということで三笠地区は終了。
次回はいよいよ最終回。
美唄鉄道と夕張鉄道の保存機関車などなど。
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