渡道解禁になったといえいつもより空いているためか
スカイマークがだいぶ早着になったため
南千歳で少々撮影タイム。
去年の春までは千歳発の夕張行きだったこの
キハ40の単行は大幅に短縮になって追分行きになった。
乗車したのはこの春から新車のキハ261になった
おおぞら3号。
キハ283時代のSおおぞらと比べると
振り子廃止によるスピードダウンと
最高速の10キロアップが相殺されて
新夕張までわずか数分遅くなるにとどまっている。
1両減車の4両編成、しかも自由席でも車内はガラガラ。
そして新夕張。
駅名標の十勝方面の隣駅は
沼の沢がなくなり占冠だけになった。
夕張支線廃止によって3,4番線は使用停止になった。
夕張支線廃止によって
新夕張から夕張本町方面の直通バスが待機して
いるが特急からの降車客が自分以外いないので
当然誰も乗っていない。
沼の沢駅跡。
前から駅のレストランで有名だったが
この日はコロナ渦のため休業中。
駅名標がないともう何の建物かわからない。
清水沢の駅も駅名標が外され
入り口はカギがかけられている。
例のこ線橋へ上ってみると
レールは錆びているもののまだ
列車はやって来そう。
清水沢商店街もすっかり寂れてしまった。
そして翌日
夕張石炭歴史博物館。
夕張支線の思い出の品々が展示されている。
夕張駅、ここもレストランが入っているので
駅舎はそのまま残るが
ゆうばりえきの文字もそのまま残っている。
線路もホームもそのままで残っているが
錆び錆びの鉄路にもう列車は来ない。
かつて列車が走っていたことが夢だったかのように
線路上にはルピナスが咲き誇っていた。
鹿ノ谷駅もルピナスと雑草に埋もれていく。
若菜の夕張鉄道(今はサイクリングロード)と
国鉄夕張線立体交差地点。
夕張はどちらの鉄路も失ってしまった。
次回は大夕張から三笠へ
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