8100型蒸気機関車 原形 (2/28)

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8100型とネルソンの並び。

明治中から後半の山北といったところか?

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とあるところに2003年くらいに限定販売された

ワールドの8100型原形があるよと教えられて早速購入。

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このキットワールドの小型機関車シリーズの初期のころのもので

一旦車軸を組み立てるともう分解はできない構造のもの。

実際調子よく動くように完成されているものは

結構少ないと思われそこが難関か

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上回りは原形ということもあって

さっさと組み立てが終わる。

この後つける配管類も少ないし

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車軸を入れる前に足回りは先に塗装しておく。

いさみやの黒プライマー後に

調合したちょっと青灰がかった黒を吹く。

端梁はシャインレッド。

車軸の入る穴は細かいやすりなどでさらって

バリなどをきっちりとる。

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車輪をはめる。

最近の製品は結構ちゃんときつく

万力などで挟まないと入らないが

これは手でするりと入ってしまって。

接着剤か何かで固定しないとくるくる回りそう

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とりあえず上回りと合体させて試運転。

意外とすんなり快調に走る。

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最難関の一つ、メインロッドとクロスヘッドのカシメ。

ゆるゆると動く程度にかしめなければならないが

付属のピンが何か短くてうまくかしめられなくて

結局片側は0.3mm真鍮線を使ってかしめた。

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そしてロッド類を全部つけて試運転。

最初はすんなりとスムーズに動いたが

やはり車輪がくるくる動くのか

すぐに位相がずれて動きがぎこちなくなり

さらにピンも抜けて2個ほどどこかへ行ってしまった。

ピンは過去のキットの余りを使って

また車輪と車軸と輪芯をずれないように

透明ゴム系接着剤で固定してから

再度位相をとって組みなおした。

なんせ本来は圧入すると取れないはずの車軸と車輪が

手で簡単に取れてしまうのだから。

ちなみにこの間に上回りも塗装。

明治時期の8100や7950の写真を見ると

結構ボイラーだけが明るい色のものも多い。

これがあの噂のルシアンアイアンか?

というこでこれもルシアンアイアンっぽく塗り分けてみた。

色は単純にクレオスのメタリックブルー。

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またこの集電シュウは車輪の回転と左右の遊びを

かなり阻害しているうえに効果もさほどないので取り外した。

その後小調整でまあ合格点をあげられるくらいの動きになった。

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折角だからライニングも

クリアデカールにレーザープリンターで印刷して作る。

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適当に車番を入れてクリアコートして完成!

ただ今回クレオスのクリアーで吹いたら

ライニングの色が全く見えなくなってしまった。

溶けたか?

金の磨きだし装飾は少し控えめに一番前のボイラーバンドと

ピストンの縁取りと前豚だけをシャインゴールドで。

チムニーキャップも同じ色で。

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この後ろ姿、結構前後に凝縮されていて気に入っている。

煙室も延長前で短縮感がなお強い。

昭和に入った姿より
こっちのほうがやはりまとまりがある。

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こうしてネルソンと並べてみると

ボイラーは8100のほうがやや太いものの

全体的にネルソンのほうが大柄なのは意外。

実際には動輪も200mmもネルソンのほうがでかいので

やはりこの感じなのであろう。

牽引力は実機とは反対にテンダードライブで

隙間にウエイトを満載したネルソンのほうが強い。

2軸貨車数量くらいが

無理のないけん引定数なのであろう。

ということで完成。

ルシアンアイアンのボイラーが

思ったよりインパクト強くてなかなかお気に入りだ。

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このページは、ayu2が2020年2月28日 17:17に書いたブログ記事です。

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