23日、夕張線の朝の2往復を撮影した後
いよいよ今回の主目的の一つ
夕張石炭博物館SL館の雪下ろしへ。
10時前に現地到着、すでにもう始まっている。
屋根に上がる梯子結構高くて怖い。
予報ほど天気が良くなく
小雪が舞う天気。
このデゴイチはかなり傷んでいるように見えるが
張りぼてなので建物には易経ないらしい。
写真だとイマイチわからないが
結構地面との落差がある。
雪庇がかなり張り出していて
恐らく今立っている場所位が
屋根との境目。
ここ数日筆界どうも暖かかったらしく
屋根の雪はかなりしまっていて雪下ろしは大変。
しかもここ数年来の積雪の量の上
人数も例年より少ないので
とりあえず雪庇だけでも落とせたらという感じで
予定の12時で屋根の軒が全部出たということで
作業終了。
そして雪下ろしのご褒美は
休館中のSL館の中のこの機関車たちに会ってトン汁が食べられること。
下から見ると屋根自体はしっかりしていて
雨漏りもなくまだ当分大丈夫な模様。
まずは夕張鉄道14号機。
日立笠戸工場製の夕鉄オリジナルの機関車。
そして夕鉄で気動車に挟まれて走ったナハニフも。
これもオリジナルで日車製。
中にも入れる。
電気が付いていないので最初ぎょっとするが
にぎわった当時の車内を再現してある。
幅の狭い車体に片方だけ1列のクロスシートと
独特の車内がわかる。
この車両トイレも設置されている。
ナハニフの荷物室。
この荷物室の残された画像ってほとんどないので
かなり興味深い。
そして大夕張の4号機。
これは大夕張鉄道発注の国鉄9600形の同形機。
特徴的だった給水ポンプはこのように
最末期には取り外されていた。
運転席にも座れる。
2機の機関車は室内保存というのもあり
保存状態はかなり良好。
この4号機など離れ離れになっている
南大夕張のあの客車たちといつか再会してあげたいなぁ。
そしてこの4号機の最大の特徴である
C56と同形の両サイドが切り欠いてあるテンダー。
バック運転が容易なように行のような形状なのだが
大夕張鉄道ではほとんどバック運転はなかったようだ。
そして実物の駅名標もここに保存してある。
ということで時間になったので今日の作業はすべて終了です。
やはり例年の1/3くらいしか降ろせなかったらしいのだが
また機会があったら参加させてください。
そして汗もかいたので
夕張駅前のレイスイの湯でひと風呂。
なんか湯冷めしそうな名前だが・・・。
思ったより記事が長くなったので
あと1回分延長で
次回はいよいよ夕張線に乗車です。
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