名古屋のリニア鉄道館のモハ63638の
産業遺産認定の記念の車内特別公開の期間も残りわずかということで
それだけのために名古屋へ行ってきた。
他に300Xとモハ52の車内も特別公開中なのだが
モハ63638だけは事前の電話予約が必要ということで・・・
電話したら事前の電話予約にためかガラガラですということだった。
今回はDC愛知がらみのJR東海ツアーズの日帰り切符を買ってみた。
便変更は不可だがのぞみの往復(品川名古屋)と
あおなみ線往復、リニア鉄道館の入場券、ワンドリンクが
付いていて15100円は非常にお得だった。
早速入場、これは2階からエントランスを見下ろしたものだが
この最高速ホルダー3両のいきなりの演出はさすがである。
土曜日だがまだ時間も早いのですいている。
まずは車内特別公開の3両のうちの一両
300xへ。
この独特な形の前面窓は300Xが唯一。
そして2両目の車内特別公開のモハ52へ。
これ前回来た時もも車内見たような気がする。
そして総合案内前へ行って
今回のお目当てのモハ63車内見学会へ。
やはり余裕で全部で10名定員に対して4名の参加。
普段入れない(顔だけは拝める)鉄道車両子の扉をくぐる。
骸骨電車と言われた天井板の省略され
骨組みの露出した天井。
一部張られた天井板には裸電球が。
当然椅子はモケットなどはなく板のママである。
そして中段の固定された木製の3段窓に
網の省略された網棚などなど。
手持ちのRP紙によるとこの63638は
昭和24年製で天井板や座席モケットはありの
分類に入っていたが
この製造銘板を見ると昭和23年製となっている。
やはり桜木町事故この車両を語るに外さないエピソードということで。
この事故のあと緊急に全車の体質改善が図られ
63系というくくりは実質72(73)系になった。
モケットなしの硬い椅子に座っての説明会。
ただこの椅子最近のE231の椅子の硬さとどっこいどっこいという噂も。
これが桜木町事故のときに脱出を阻むことになった
内開きの貫通扉。
また雨漏り腐食が激しくすぐ撤去された
妻からの通風孔もしっかり復元されている。
運転席の真後ろ。(パンタの真下)
桜木町事故のときは大放電で
この辺の区画にいた人は一瞬で吹っ飛んだ。
本当に必要最低限(必要最低限以下?)の
機器しかない運転室。
空間は狭いが機器がほとんどないので
意外に狭い感じがしない。
そしてあっという間に30分が過ぎ
モハ63638車内見学ツアーは終わったのだった。
運転席公開期間が延長されている100系にも乗った。
この123-1はX2編成のは片側先頭車だった車両。
その後も充分リニア博物館を堪能して一旦名古屋へ。
駅前のこの変なオブジェは間もなく解体されるそうだ。
そして折角なので名古屋城へ。
今年復元完成となった本丸御殿へ。
今回は16:30の営業終了後に行われる
本丸御殿ナイター案内ツアーのようなものに参加してみた。
名古屋城の入場料付きで入場料金よりプラス100円で参加できる。
そして一番格式の高い
上洛殿上段の間。
基本的に天井の格子や釘隠しなどみると
その部屋に案内される人の格式がわかるそうだ。
約45分の案内ツアーが終わって外に出てみると夜になっていた。
再び名古屋駅に戻って味噌カツ定食。
そういえば昼も味噌カツ弁当食べたのだった。
帰りの新幹線では定番のスジャータアイス。
10分待つのがミソ!
コメントする