真岡鐡道でD51運転した(11/28)

| コメント(0)

181128真岡D51010.jpg

真岡鐡道のキューロク館で月一で行っている

D51146の運転体験が抽選で当たったので行ってきた。

さすがに鉄道で行くと真岡は遠い。

横浜から4時間かかって昼過ぎにようやく到着。

181128真岡D51013.jpg

補助用のこのDE10が故障中のため運休中のSL列車用の

50系客車とともに留置されている。

早く直ってほしいものである。

181128真岡D51014.jpg

この真岡駅、結構いろんなものが置いてある。

このキハ220もその1両。

他にもう1両キハ20と屋根が抜けちゃっているが

車掌車など数量が。

181128真岡D51015.jpg

早速キューロク館へ。

こんな木造の貨車なども数両保存してあるが

こちらは先ほどの駅の留置者より数段状態が良い。

181128真岡D51033.jpg

そして駐車場へ伸びた線路の先に止まっている

今日運転することになるD51146号機とご対面。

永らく長万部にいて(最後はC57135などともに岩見沢第1で廃車)。

障害を北海道で過ごした生粋の道産子であるのだが

何故か静岡駿府公園で保存されてきて

よくあるように結局邪魔扱いされて解体寸前のところを

紆余曲折ののち真岡にやってきたという

隠居後も苦労を重ねたカマ。

181128真岡D51057.jpg

真岡鉄道にやってきて圧搾空気であるが動くようになって

ロッド類が現役さながらの無塗装磨きだしになって

今までの苦労が報われた感じ。

入れ替わりというわけではないが

2両の動態保存気のうちC11325号機が売りに出される

ことになったのは少し皮肉ではある。

181128真岡D51026.jpg

まだ少し時間があるのでキューロク館を見学。

キューロク館の主の49671.

これも圧搾空気で数十メートルだが走る。

ただ電飾はいかがなものか?

181128真岡D51028.jpg

このキューロク、長く函館の青函連絡船の

入れ替えをしていたのもあって

多くに入換え機同様右側運転台に改造されている。

181128真岡D51020.jpg

そしてかつて急行ニセコ、ていねや

復活したJRC623ニセコなどで活躍したであろう

元函ハコのスハフ44 25。

これも引退後青函連絡船羊蹄丸の中に取り込まれて

船の科学館に保存されていて 

その後船の科学館閉館

そして船の売却のため取り出した後

真岡鐡道で保存のため当時の船の持ち主の

紀州鉄道から買いよせたといういわく付きの車輛。

181128真岡D51022.jpg

そういった経緯のためか非常に保存状態が良い。

車内も白熱灯であるし

椅子などの状態も非常に良い。

181128真岡D51051.jpg

北海道の車輛らしくデッキは木製床。

181128真岡D51044.jpg

北海道の車輛らしくこのように

車掌室が家庭用のアルミサッシに改造されている。

恐らくスハ45系列の保存車ではダントツに状態が良い。

完全室内保存だしこのままずっとこの姿を

保ってくれることを期待!

181128真岡D51054.jpg

さて1時間の講習を受けたのちいよいよ運転体験!

抽選で当たった(3倍くらいらしい)12名を3班に分け

4名ずつキャブに乗る。

D5146はキューロク館の横まで下げられている。

181128真岡D51099.jpg

いよいよ運転。

前方確認よし!

ブレーキ解除!

181128真岡D51100.jpg

バルブが閉まっていることを確認して

逆転機(リバー)をロック解除前進位置いっぱいまで回す。

(カットオフ全開)。

181128真岡D51105.jpg

汽笛を鳴らして。

181128真岡D51108.jpg

加減弁を引くと(結構重い)

そろそろと走り出す。

動き出したら圧力計を見てさらに加減弁を引く。

181128真岡D51109.jpg

そして先ほど止まっていた

線路の先端が近ずいたので加減弁を閉じ

ブレーキ(機関車だけなので単弁)をかけ停止位置に止める。

突っ込まずにとめることができて一安心。

実はカットオフは全開のママだし

加減弁は一寸しかあけることはないし

蒸気でないのでドレン操作などは一切ないので

鉄道博物館にあるD51のシュミレーターよりだいぶ簡単である。

しかもちゃんと走っているのでわかりやすいし。

181128真岡D51110.jpg

そしてこうほうを確認して

今度は逆転機を後退いっぱいまで回して

同様に元の場所へバックする。

これを一人2往復させてもらえる。

ちなみに軍手は支給。

181128真岡D51117.jpg

運転を変わって助手席に座らせてもらう。

運転席もそうだが実際に走っているSLの

助手席に乗るというのもすごい経験。

バタフライスクリーンを立てて前方注視!

ということであっという間に自分たちの番は終わり

それでも人が動かしているSLを見ているのも楽しいで

夕方の終了時刻になってしまった。

そして運転証明書見たいのをもらって解散。

お布施が1万かかるし遠いけどまた行きたいと思うイベントであった。

ちなみにすでに3回目の人もいたり

6回応募して今回やっと始めた当たったという人もいた。

コメントする

2022年6月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

アーカイブ

ウェブページ

  • about
  • trainphoto
Powered by Movable Type 7.9.4

このブログ記事について

このページは、ayu2が2018年11月29日 14:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「B6のキャブかさ上げ仕様(キッチン 11/26)」です。

次のブログ記事は「キハ56青帯の青帯を消す(12/3)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。