再生産されたワールドのEF55東海道原型。
ラベルにもⅤとあるとおりワールドのEF55としては5代目になる。
3代目からは動力付きで独特の先頭スカート形状から
カーブの通過のためになかなか苦労した設計で
3代目はKATOEF57動力を幅を狭くして偏心機構付きのもの
4代目は前の台車を左右動させ後ろの台車だけで駆動させる方式
そしてこの5代目は前の台車の左右動は変わらないが
2モーターにしてなんと5軸駆動にしてある。
まずは台車内フレームをこの段階で塗装。
いさみやのカラープライマーそのまま。
最近のワールドの動力車の定番作業の
動輪の打込み。
内フレームにモーターを固定したら
外フレームの組み立て塗装をする。
とりあえず下回りの組み立ては完了。
2モーターでまともに走るのかと心配だったが
意外にスムーズに走る。
また今回前照灯の点灯化をするために
LEDとCEDと整流ダイオードも
前照灯には1mm位のファイバーで導光するつもりなのだが
・・・
上回りも組み立て終了。
塗装と前照灯の改造。
蒲田の鉄道模型ショーでMSRというところが
1005チップLEDを極細線で配線したものを400円で売ってたので
(通常販売だと700円らしい)
これを使うことにした。
ちなみに1005チップは単体だと1個100円以下。
これが1005チップLED。
その名の通り1mm×0.5mmの大きさ。
ただこれをじっと見ていると
自分でも配線のはんだ付けできそうな気がしてきた。
ヘッドライトはタヴァサの旧国用の砲弾型。
少し穴を拡大して1mmの真鍮パイプを通して
ライトにLEDを組み込んで真鍮パイプから配線を出す。
さすがに0.1mmの被覆線、内径0.42mmの
パイプを2本の線が通った。
取り付けたところ。
外観も全く違和感がない。
さすがにレンズは入らないので
木工用ボンドでチップLEDごとレンズ代わりに接着。
この通り明るく光って大成功。
最近のワールド電機はパンタも自前のロストパーツと
エッジングによる組み立てのものになった。
大手メーカーのパンタと比べると
線が細くシャープなのがなかなか良いと思う。
思ったよりに丈夫か?
やはり富士は夜走ることが多いので
牽引機のライトは必須?
これで実写と同様3両のEF55が揃った・・・。
真ん中が今回の5代目(3号機)。
奥が3代目で昭和13年くらいの小改造後の姿。
手前が4代目で今回と同じ東海道原型。
たぶん上回りは今回と全く同じ?
4代目の片台車駆動は非常に重い金属車体の
富士を牽かせるのには牽引力がやや不安だったが
今回の5代目は
3代目のKATO動力と同様かなり満足な粘着性能であった。
またカーブやポイントの通過も大きな問題は発生しなかった。
結局途中中断も含めて2か月くらいかかってしまったが
これにて完成ということで。
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