明治村の明治の汽車に乗りに行った(前半 9/18)

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名鉄特急で犬山へ。

折角なのでガラガラな有料座席の

展望室最前列を(列車的には一番後ろ)。

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犬山到着。ここからバスで明治村まで20分とあったが

五郎丸経由だったので踏切を何回もわたるためか

渋滞気味で実際には30分くらいかかった。

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普通ならば正面入り口から入ると重文の三重県庁を見るのだが

目当てが明治村の鉄道遺産なので

その向かいのここへまっしぐら。

明治22年の鉄道局新橋工の建物。

昭和40年代には国鉄大井工場に移設されて使用されていたのを

持ってきたそうだ。

鉄道局新橋工場の中もいきなり大物

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明治天皇の御料車だった6号御料車。

明治43年製造で御料車は各地の博物館に数々展示されているが

その中でもぴか一の豪華さを誇っている。

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6号御料車の3軸台車、イコライザー式で

梁鋼材は山形鋼と思わしきものが使用されていて

後のTR70or71に似ているが

イコライザーの形が異なる。

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昭憲皇太后御料車の5号御料車、明治35年製。

これも6号と同様に空気制動、自動連結器化された後の姿。

鉄道局新橋工を後にして坂を下って2丁目へ

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特別展示中の名電1号形へ。

明治34年生製のこの記念すべき名鉄開業時の車輛は

実は長く札幌市電として走っていて

これも札幌時代の姿の復元らしい。

2020年まで札幌からの貸与されて展示されている。

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名電1号の車内。

前面の窓の設置などの札幌の気候に合わせた

改造された札幌時代の姿。

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京都七条駅という名の停留所から京都市電に乗る。

狭軌1型として明治の姿に

2両が復元されて動態保存されている。

ただし2両とも明治28年の開業時の車輛ではなく明治44年製の車輛。

そして終点の市電名古屋駅で降りて歩いて

菊の世酒蔵のある高台へ

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ほどなく今日の最大のお目当てであるSLが走ってきた。

明治7年シャープスチュアート製160形機関車。

最後は名鉄12号機。

古ボイラーは取り替えたと言え

150歳近いこいつがいまだ走っているのは本当にすごい。

少し汚れた姿も逆に好ましい。

ちなみに

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取り換える前のオリジナルのボイラーも

このようにちゃんと保存してある。

ということで続きは次回へ

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このページは、ayu2が2018年9月28日 10:22に書いたブログ記事です。

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