道東の鉄道遺産 2018版その1

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今年も道東で少々鉄分補給。

トップバッターは美幌町柏ヶ丘公園のC5882。

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このカマ、戦後すぐから廃車まで北見にいたカマ。

この辺のSL廃止より2年ほど前に引退したようだ。

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ドーム前手すりは少し変わったタイプ。

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余計な装飾を除き概ね保存状態は良好だが

非公式側のキャブのナンバープレートは盗難なのか紛失している。

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テンダー妻手すりも分割されていて

道東のタイプとは少し違うタイプ。

このC5882号機であるが美幌の町はずれの公園の広場に

ひっそりと保存されていて人影も少ないが

屋根もあり保存状態もまあまあといったところ。

そして次は

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標津線上武佐駅跡

この駅「遥かなる山の呼び声のロケ地になった駅であるが

以前にもレポートした通り駅舎は跡形もない。

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ただ今回の収穫は

駅舎跡の看板の後ろが草ぼうぼうで

発見できなかったホームの跡が

今回草刈りが行われていて見つかったこと。

定期的に整備は入っているようだ。

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そして根室標津方面へ一つとなりの川北駅跡。

キハ22 168が保存されている。

ここ数年で再塗装されたらしく塗装は非常にきれい。

ただ車内は何かに使われるらしくイスなどは何も残っていない。

このキハ22 168は標津線の廃止時最後まで残った車両の1両だそうだ。

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そして川北の次は終点根室標津。

例の転車台のところになんと文化会館にあった

C11224が移転してきている。

しかも腕木信号機も一緒に。

そして後ろには冬季などの保管用にかビニールハウスも。

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そして後ろには冬季などの保管用にかビニールハウスも。

煙突は雨が入るのを防ぐためかカバーがかけられている。

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階段が付いていてドアを開けて

キャブ内にも入ることができる。

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窓もちゃんと可動するのでこんな感じで「出発進行!」。

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穴の開いたコールバンカーが合板で補修されていて

石炭とスコップが置いてあったり

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プラ製ではあるが標津の区名票が再現されていたり

ちなみに簡単に外せるので盗難が切に心配。

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C11224神社なんかも作られていたり

移っていないが重機が入っていて

何か建物が作り掛けだったり

予算は少ないなりに

保存会がすごく頑張っているというのが良くわかって

すごくうれしく頼もしく感じる。ぜひ末永く頑張ってください。

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ちなみにワム60000のダルマも。

神社の横に転がっている車輪は以前から転がっていたものだと思うが

もしかしたらこいつのか?

C11に繋げる?

ということでその2に続く。

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このページは、ayu2が2018年7月30日 15:41に書いたブログ記事です。

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