前回の発売時に瞬殺に近くて
後の飯田線シリーズの礎となった合いの子クモハ53007。
この度久しぶりに改良されて再生産となったので早速入線。
ただし変更点はごく少なく
運行窓が第3弾以降と同様ただのモールドから
窓ガラスを延長させてはめ込みガラス仕様になったことくらい。
左が今回製品。
もともとKATOの得意なのっぺりカチリとした表現と
実車のイメージが他の飯田線とは異なり
非常にマッチしていてよい印象なのは相変わらず。
前回は何故か相棒としてクハ68420が選ばれていて
何故??と言う感じだったのが
今回は最末期まで長く編成を組んだ68400になった。
サッシ下部が分厚い助手席窓や
オリジナルクハ68の初期車らしくリベットが並んだ
シルヘッダーなどしっかり再現はされているが
製品のまま少しあっさりし過ぎの感がある。
この辺ウェザリングなどのし甲斐があるかもしれない。
以前に制作した鉄コレから改造した68400と
比べてみると鉄コレのほうが彫りが深く
気分で使い分けても良さそうなのでお役御免にはしない。
もう一つのセットは茶色時代のクモハユニ64000。
前回のスカ色と比べると
ちゃんと茶色時代仕様として運転席窓が原型になっている。
実車は茶色時代は正面に垂れていた
パンタの鍵外し線(灰色?)が
アクセントになっていたが
製品では塗り分けはおろか
線自体も正面のヘッダーまでしかない。
そしてこいつの相棒として68412ではなく
何故かまたもや68420.
この車両も運行窓の小改良がされているが
何故????。実車は
昭和55年くらいの短い時期64000と組んでた時があったようだが。
さすがにKATOno飯田線シリーズも食傷気味。
どうせなら2両セットではなくて単品販売してくれたら
良かったのになぁと思うこの頃。
過去にGMキットなどから大改造して作ったものに比べて
何か思い入れも感じられず
そろそろ一部を残して手放そうかと。
次出てももう買わないかもしれない。
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