先日ぼっちのC57192のために調達してきた
急行「日南3号」客車であるがイマイチ綺麗すぎるので
7両と手軽なのこともありウェザリングをした。
とりあえず7両中3両を行った。
まずはナハフ10.
昭和40年代の九州の客車はSLのばい煙のためか
屋根が真っ黒に汚れている物がほとんどなのであるが
この車両は鋼板屋根なので
キャンバス張りの屋根と比べてそんなに
黒くなりにくいであろうということで
屋根比較的あっさり目に。
屋根も車体もタミヤのスミ入れ塗料の
ダークブラウンでウォッシングした。
さらに緩急車なので妻面上部から
屋根の端部にかけて薄めた黒をまぶして吹き付け
SLやDLのばい煙が付着した様子を再現した。
足回りは全車共通で
ウッドブラウン→赤さび色の順に吹き付けた。
ちなみに「日南」車両の作業を行う前に
KATOのスハ43の旧製品で
色々実験を行った。
今回は
塗装のみでウェザリングを行うことと
余り汚し過ぎないことが目標。
オハ46。
この車両は鋼板屋根のものとキャンバス張りのものがあるが
製品はキャンバス張りの車両である。
車体はナハフと同様にウォッシングで
屋根は黒と適当な茶系を混合してさらに
筆洗いで汚れた薄め液で薄めて
もとのグレーがほぼ隠れる寸前くらいまで吹き付けた。
当然キャンバスを張っているわけではないベンチレータは
どうしようか少し迷ったが
屋根と一緒なくらいに真っ黒になっている車両も多いので
この車両は外さずに屋根と一緒に塗った。
そしてオロ11のうちの1両。
これは前述のナハフとほぼ一緒。
クーラーだけは外して
こちらはタミヤスミ入れ塗料のブラックで
少し軽めにウォッシングして
ダークブラウンでのウォッシングの屋根と
変化を付けた。
オロ11にはアルミサッシをブルーに塗ってしまった奴が
相当数いたのでこの車両も
サッシをマスキングして青15号で塗ってみた。
トイレ窓に関しては塗装されていたのかは
よく判らないのでそのままにしておいた。
ちなみに天賞堂のHOの製品では
トイレ窓も青く塗られている。
あとこの日南セットのオロのナンバーの12番も13番も
末期はこのサッシブルー仕様だったようである。
今回はあくまでも急行車両なので
ウェザリングもほどほどにしたのであるが
写真だと製品そのままとの違いがあまりわからなくて残念。
あとは残り4両をどのようにするか・・・。
それから機関車も綺麗なままなので。
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