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毎回2編成ずつ発売される
KATO飯田線シリーズも
第3回目になった。
まずはクモハ54133。
どちらかと言うと特徴が少ないのが特徴の
54の100番台でもこの133は
少しだけ癖がある車両。
珍しい屋根へあげるステップと
ドア脇の手すりの併設や
運転席窓の静鉄形のHゴム形態など
抜かりなく表現されている。
顔の雰囲気も悪くない。
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ただ残念なのは特徴ある
母線の引き回しは表現されていない。
また大型の避雷器の台座は
実車もそうであるかよくわからない。
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133号車はこのように母線が
ランボードの横から飛び出す特徴的な屋根上配線。
ちなみに131号車も前述の手すりを除けば
屋根上も含めて133号車とかなり似ている。
54133はせっかく作ったのにKATOに
思い切りかぶられてしまったが
自作車は初期型クハ55改造の
クハ68409と組んでいる
S53年以降の編成。
KATOは半流クハ68414と組む
S53年以前の編成なのでまあ良いか。
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KATOの飯田線シリーズは
めったに見られない組み合わせの編成で
製品化されることも多かったのだが
今回はS53年以前の54133の相棒の
クハ68414をしっかり持ってきた。
助手席窓の原型に見えるが
はめ殺しの2枚窓など
やはりよく特徴をとらえている。
幌枠の形態が似る68420と
幌枠部品が共通かなと思ったのだが
貫通扉窓の高さの違いから
しっかり専用部品であることがわかる。
KATO結構やるではないか!
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そしてクモニ83103.
飯田線のクモニ83100番台は3両いたのだが
それぞれ表記の位置やドアや手すりの
ディテールが微妙に異なる。
しかしこの製品は103号車の特徴を
余すことなくとらえていて
しかも荷物扉もしっかり引っ込んでいて
かなり満足度の高い製品である。
がしかし
ガラス側にモールドされたHゴムのためなのか
イマイチ顔が似ていない気がする。
KATOは湘南顔はどうも苦手のようである。
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少し前に発売されたGMの完成車の
クモニ83102。
このように103と102を並べると
前述のとおり少しずつ異なる
ディテールが非常に楽しい。
そしてクモユニの相棒は
完成品本邦初?のクモニ13025.
何とこちらが動力車。
オーバーハングが短いので
ボディーマウントのカプラーは
結構苦労の跡が見られる。
連結器胴受の部品もついてくるが
これを付けると直線番長になるので
展示用以外は取り付けない。
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恒例!湘南顔大集合。
右から今回のKATOクモニ83103
KATO単品クハ86300。
GMキット組立一次型クハ86
GM完成車のクモニ83102
鉄コレ新潟色クハ76の全面窓Hゴム改造車
一番左が阪和快速色のクハ76300番台。
KATOの2両のみがHゴムがガラス側の表現。
こうやって並べると
改造Hゴム顔も元からのHゴム顔も
(改造のほうが窓上下寸法が小さい)
鉄コレが群を抜いて良い顔をしている。
恐るべし鉄コレ。
そして先日から作成中の合の子53007の相棒の
クハ68400はここまで出来た。
後は屋根と床下機器である。

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