D51498牽引のSL碓氷(9/21)

| コメント(0)

130921SL_0101.jpg
 敬老の日のC6120牽引の「SLレトロみなかみ」が
台風で運転中止になってしまったので
今度はD51498牽引の「SL碓氷」に乗車してきた。

-----------------------------------

130921SL_0012.jpg
 入線前、ヤードでは着々と出発準備が。
高崎の12系は最近前面の貫通扉に
白帯が回らなくなって少々違和感が。

130921SL_0023.jpg
 そして高崎駅2番線にドレンを吐き出しながら入線。
高崎行きが出た後すぐに入線。
数分で出発し、その数分後には
電車が入ってくるというような
まるで普通の営業列車のよう。

130921SL_0037.jpg
 横川には転車設備がないので
運転はプッシュプルで行われるが
殿は単独でも専用列車ははれる格の
元お召機のDD51842.
手すりやランボード脇などがステンレスで飾られて
銀色に輝く。

130921SL_0039.jpg
 後閑駅に保存されていたD51498が
復活してから今年は25周年。
余計な飾りもなくナンバーも戦後型のシンプルなもの。
なかなか好ましい姿である。

このカマが現役だった期間は32年間。
現役を退いてからはすでに40年が経過している。
もう現役だった期間より
廃車後の期間のがほうが長い。

130921SL_0041.jpg
 現代の線路を走るために
様々な保安機器や電子機器が積まれるため
そのための発電機もこのように
1500kwの大型なものが2機。

130921SL_0042.jpg
 キャブ内では出発に備えて
石炭の投こう作業に忙しい。

130921SL_0046.jpg
 そして9:46の定刻に発車。
揺れもなくスムーズな発車。
炭水車ごしにマンションな合間に
真っ黒な煙が上がるちょっと不思議な景色。

130921SL_0048.jpg
 客車内はごく普通の12系そのままで
レトロ客車違って普通に冷房中。

でも平成25年の今となってみたら
ノーマルの12系客車は実は大変貴重な存在かもしれない。
この客車も変に飾り建てをしてないところが
大変好ましい。

130921SL_0055.jpg
 安中では12分停車。
ここでも仮の撮影タイムか?

130921SL_0066.jpg
 安中を過ぎると勾配もきつくなってくるためか
列車は3,40キロのスピードでのんびりと走る。

130921SL_0082.jpg
 車もワザとなのかずっと並走してくる。

130921SL_0088.jpg
 そして高崎を出発してから1時間2分で
終点の横川に滑り込む。

130921SL_0091.jpg
 例の空焚き事件などもあって
その去就が心配された時期もあったが
復活後25年たった今でも
その美しい状態は保たれている。

ちなみに高崎横川間は
通常の電車だと30分少々なので
倍の時間を使って走ってきた。

130921SL_0101.jpg
 12系の編成はオハ12369を抜いた5両編成。
最近はフルの6両ではなく5両で
運転されることが多いようだ。

130921SL_0106.jpg
 横川駅もこのように行き止まりの駅になってから
すでに横軽廃止から16年。
この先にレールが続いていて
側線もたくさんあって30分ごとに特急列車が必ず停車して
機関車を連結していった横川駅の
あのにぎやかな面影はまったくない。

130921SL_0184.jpg
 撮影場所で有名だった丸山変電所跡の前の
直線の登りも
隣にあった未舗装の道はすっかり荒れ果てて
代わりに上り線のあとを利用した遊歩道が続いている。

かつての下り線は今もそのままあって(横川駅とは繋がっていない)
ぽっぽタウンというバッテリーロコの牽引する
トロッコ列車が時々行き来している。

コメントする

2022年6月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

アーカイブ

ウェブページ

  • about
  • trainphoto
Powered by Movable Type 7.9.4

このブログ記事について

このページは、ayu2が2013年9月22日 16:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「C6120発進! (8/5)」です。

次のブログ記事は「日本の貨物列車(ワム70000) (10/22)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。