このイベントの目玉といえば
ついに一般公開されることになった
秘密の保存機 C56139。
当日根岸駅からの無料シャトルバスは長蛇の列。
タクシーも長蛇の列。
展示運転の時間も迫ってきたので
磯子まで移動してタクシーで会場入り。
かろうじて間に合った。
ここまでしか前進しなかった。
フルサイズで200mmじゃ焦点距離が足りなかった。
ちょっとカメラも傾いてしまった。
せっかちな家族連れはもう見るのをやめてしまって
隙間も空いてきた上に全部で3,4往復するというので
場所を移動。
中々よい感じに撮れた。
さすがに煙が薄いので
前進時(ディーゼル機関車牽引なので実際は後退)よりも
後退時のほうが煙が写ってよい感じになる。
さすがに走行感が出てこないので
シャッター速度1/25で流してみた。
速度が遅いのでクランクなどかすかに流れた。
横浜機関区の所属表「濱」が粋だね!
ただしこちら非公式側の製造銘板はレプリカのようだ。
運転終了。
車輪はかなり薄くなっている。
このままではたぶん本線走行は無理。
その後会場の中に入ってじっくり見学。
公式側全景。
いままで有志によって綺麗に整備されてきただけあって
素晴らしい保存状態。
こちら側の製造銘板は本物か?
余計な装飾もなく好ましい印象。
このC56139号機は昭和13年日立製作所製。
各地を転々とした後昭和29年に横浜機関気にやってきて
40年の廃車まで構内入れ替え業務で活躍。
廃車後中央学園で保存されていたが学園廃止後
昭和61年この地にやってきて
知る人ぞ知る秘密の保存機関車だったわけだが
この度無事に一般公開となった。
そのほか目玉の貨車なんかも少々公開されていた。
かつては必ず貨物電車の殿に連結されていた車掌車。
ヨ8000は最後の世代の車掌車。
木製アオリ戸のトラ45000。
まだごく少数が現役みたいだ。
変圧器などを運ぶ大物車のシキ1000。
ヨ8000とともに展示運転の列車に組み込まれている。
積荷時は機関車の次位限定なのだが
今回は空荷なのでヨ8000の後ろでもOK。
現代のタンカートレインの主役タキ1000も
そのトップナンバーが展示されていた。
そして実は結構な目玉なのかもしれないが
1万両ある日本のタンク車の中で唯一のステンレスタンクの
タキ143645(形式はタキ43000)が!
今は塗装されているとはいえ銀色のタンクが異彩を放つ。
展示されている貨車がコキを除きどれもピカピカ!
なにか神奈川臨港鉄道の意気込みを感じる。
そして今回SLを牽引して構内を往復した
スイッチャーのDD60 2 。
今は亡きDD13に似ているが細部はずいぶん異なる。
こちらDD5518はかなりDD13に似ている。
ただこの18号機は直噴エンジンで
中身は現代のディーゼル機関車である。
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