非常によくできているKATOのC62北海道仕様。
北海道のシロクニだったらやっぱり函館本線山線の
重連がその最たるものなので本務機の前部連結器が
絶対の必需品。
写真は重連で山を下りてきたニセコが
小樽に到着。
隣にはここから札幌まで
牽引を受け継ぐED76500が待機、
といった場面か?
ちなみに電化前もC62は札幌までは乗り入れずに
小樽からはC57(所属不明、恐らく築港か苗穂のカマ)に
付け替えていたらしい。
このころの築港C57の中にはあの135号機もいた。
でも製品に付いてきた重連用カプラーは
運転本位過ぎて格好悪いし
かつこの前部のプロポーションを壊したくないので
Zゲージ用のケーディー(903)を取り付けることにした。
まずはZ用ケーディー(903)の組み立て。
N用と比べて(1015,1025等)一回り以上小さく
特に後ろのスプリングなんか
入れるのが非常に難しかった。
デザインナイフで拾って何とか・・・。
そして車体のダミーカプラーの穴を拡大して
このケーディー本体が収まるようにするのだが
解放テコの穴の横ギリギリまで広げても
収まらないのでバラバラにならないように
注意しながらケーディー本体も削った。
この後先輪が当たらないように
カプラー本体後部を現物合わせで
面取りを行った。
ネジで止められる位置は
ほぼこの位置に限られる。
前端梁の幅も狭いうえに
給水温め器のカバーもあるので
これ以上前にも後ろにもつかない。
スノープローも連結器胴座受を削って
さらにカプラーや解放ピンが
当たるところを現物合わせで削る。
分解した先台車、スノープロー、解放テコ等を
元通りにく見たて完成。
実際レイアウトを走らせたところ
排障器がカプラー本体に接触して
脱線することもあったので
排障器自体も多少削った。
前補機の2号機と連結させたところ。
2号機の後部カプラーは
KATOで売っているマグネマティックナックルのS短。
全く問題なく連結できる。
またケーディー(マグネマティック)として
観世dンに作動するので
DCCなどにするなどその気になれば
自動切り離しなども当然できる。
左が今回加工した3号機。
右はノーマルのままの2号機。
実際2号機はあまり調子がよくなかったそうで
すぐに築港に帰れるように山線区間の
補機専用に近い運用を行っていたので
前部補機専用としてダミーカプラーのままで
構わないと思う。
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