クモハ51 810

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元は昭和11年に中央線急行用として新製配備されたクモハ51008。
中央線用に新製されたクモハ51は番号に関係なく全車奇数向き。
さらに010までは以降のものと異なり半室運転台のため
運転室、助手席側ともに直後の窓の位置が異なる。
その後全室運転台化され助手席直後の窓が埋められる。

その後関西に移っって身延入りまで長く在籍したので
関東生まれなのに関西型Hゴム前面窓や
大鉄式ベンチレーター装備、Hゴム化された運行窓等
こってり関西系の顔をしている。

昭和45年身延線転出に際し低屋根化、方転しクモハ51 810となる。
昭和56年、身延線新性能化に伴い廃車。

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 埋められた助手席直後の窓。
これは普通に窓埋めし
引き延ばしランナーで戸〆灯を追加した。

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 運転席直後の窓は11以降の車両と比べて
かなり前寄りについている。
他の初期車もこの形態だったはずなのだが
全室化の時に普通の窓位置に直されたみたいで
このような形態を保っていたのは
他車は001くらいしか見当たらない。


これはいったん窓部分をきれいにくりぬいて
他の車体から同じ窓を切り抜いて前寄りにはめ込んだ。

091028_05.jpg
 通常タイプのクモハ51の窓はこの位置。
これはクモハ51 006。

091028_04.jpg
 低屋根部は身延線キットについている
クモハユニやクモハ43の屋根を使おうかと思ったが
GMのキットは平妻車と半流車の車幅が微妙に違うので
元の屋根を切り欠いてプラ板を張って低屋根化した。
ただし配管は810のものは判らなかったので一部想像(かなり?)。

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このページは、ayu2が2009年10月28日 20:36に書いたブログ記事です。

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