24日、いよいよ標津線奥行臼の駅跡へ
一部不機嫌された側線の続きの部分は
トロッコ鉄道のためか舗装されていたので駅まで入ってみた。
そして表に回ってみる。
なんと月曜日は休館日で駅舎の中は入れない。
中は見れなかったのに残念だが駅舎の中以外は
自由に見学できるのでまああきらめるしかない。
ホームに上がってみる
島式の1面2線+貨物側線構造だが
駅舎のほうにもホームのような盛り上がりがある。
これは鴨包み込み線のホームの跡のようである。
その先には特徴的な屋根の建物。
この形の建物はもちろん当時の従業員用の風呂場である。
もともと春別にあったのを移設したもののようである。
中を覗くと風呂場なので当然ボイラーがある。
線路の先からここを管理している人がやってきた。
熊鈴と熊よけスプレー常備で
そしたらなんと駅舎のカギを開けてくれた。
念願の駅舎の中へ
ホーム側のドアも開けてくれた。
JR北海道のステッカーも残っている。
道路の反対側には別海村営軌道の保存車
こちらはディーゼルカー。
機械式かと思っていたが実は液体式だった。
5tのかとう君
なんとこちらの駅舎あとも開けてくれた。
この模型にある建物は実は全部現存していて
右奥の機関庫も屋根が抜けてて危険な状態だが
草むらの中に現存しているらしい。
模型の機関庫の前にある転車台。
結構大きく13mクラスか?
設計図なども丸々残っているらしく
将来は復元したいそうだ。
ちなみにさっきのディーゼル客車も動態化目指しているようだ。
エンジンは日野のトラック用なので今だったらまだ部品手に入りそう。
そしてミルクポッドを運ぶ貨車も。
はまた今度の機会に
ちなみに駅逓所が3里ごとに作られたので
この辺の大きな街はだいたい12キロごとにあるそうだ。
サハリン帰りのD51.
D51-27となっていて国鉄に編入されたことはない。
独特な連結器なので
他の貨車とは無理やりつなげてある。
1段リンクのヨ3500
と
キ100の後期型のキ276も
当然保存状態は良い。
そしてキハ22
こちらはベンチレーター7個のいわば中期型。
庇付き豚鼻らいとに単線プロウ。
そして奥行臼以外の別海町内の全部の駅名標。
そして館内もざっと
そして広大な牧草とじゃがいも畑の中をしばらく走って
上春別の駅の跡へ
標津線は廃止が一番最後なので(平成元年)
以外にこう言った駅跡も多く残っている。
と言うことで駆け足だったけど
今回の道東の鉄道遺産はここまで
コメントする