ワールド工芸160形蒸気機関車原形を組み立てる

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220128鉄道省6000形電気機関車001.jpg

何故か2セットあるが

やっと160形蒸気にとりかかる。

220317_160形蒸気機関車002.jpg

早速開封。

説明書だと

黒車体に端梁だけ赤と言う塗装だが

220317_160形蒸気機関車003.jpg

早速組み立て。

最初期の機関車なのでついている部品も少なく

あっという間にここまで出来上がる。

220317_160形蒸気機関車005.jpg

塗装の手間を考えて

キャブ部分、ボイラー、ランボード部分と

塗装までは固定しないで3分割にした。

いったん仮組をしてみる。

220317_160形蒸気機関車007.jpg

足回りは先に塗装を済ませておく。

220317_160形蒸気機関車009.jpg

シリンダーは多少慣れがいるが

まあ何とかなる。

こちらも先に塗装、デカール、クリアーまで済ませる。

220317_160形蒸気機関車010.jpg

足回りも含めて仮組して試走。

問題なく走ることを確認したら

またばらして塗装に入る。

220317_160形蒸気機関車021.jpg

塗装の参考として

このシャープシュチワート社製160形は鉄道開業時の10両のうち

最多数の4両を占める上に調子が良いのもあって

錦絵に登場する回数も格段に多い。

その中でもテレカにもなったこの

3代目広重のこの版画。

基本茶系統の160形であるが

屋根の飾りが緑色

煙室扉が金(薄茶?)

ランボード上面が薄茶?

など少々特徴があるが

後ろ2両の通称謎車の代用客車のディテールなど

結構忠実ではないかと思われる。

220317_160形蒸気機関車015.jpg

と言うわけで塗装デカール貼りも終わって完成!

前後デフォルメのある錦絵とは何かイメージが違う気もするが。

やはりランボードと煙室扉は本当は黒なんだろうと思う。

後ろの客車たちの妻面の色などを見ても

光の反射で明るく見える感じに彩色されているのかもしれない。

と言うわけで色の詳細はカラー写真が存在しない以上

永遠に判明しないので

この辺の想像力働かせた塗装を楽しめる(苦しむ?)のが

明治大正期の機関車の面白さでもある。

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このページは、ayu2が2022年3月18日 13:42に書いたブログ記事です。

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