早速組み立て。
最初期の機関車なのでついている部品も少なく
あっという間にここまで出来上がる。
塗装の手間を考えて
キャブ部分、ボイラー、ランボード部分と
塗装までは固定しないで3分割にした。
いったん仮組をしてみる。
足回りは先に塗装を済ませておく。
シリンダーは多少慣れがいるが
まあ何とかなる。
こちらも先に塗装、デカール、クリアーまで済ませる。
足回りも含めて仮組して試走。
問題なく走ることを確認したら
またばらして塗装に入る。
塗装の参考として
このシャープシュチワート社製160形は鉄道開業時の10両のうち
最多数の4両を占める上に調子が良いのもあって
錦絵に登場する回数も格段に多い。
その中でもテレカにもなったこの
3代目広重のこの版画。
基本茶系統の160形であるが
屋根の飾りが緑色
煙室扉が金(薄茶?)
ランボード上面が薄茶?
など少々特徴があるが
後ろ2両の通称謎車の代用客車のディテールなど
結構忠実ではないかと思われる。
と言うわけで塗装デカール貼りも終わって完成!
前後デフォルメのある錦絵とは何かイメージが違う気もするが。
やはりランボードと煙室扉は本当は黒なんだろうと思う。
後ろの客車たちの妻面の色などを見ても
光の反射で明るく見える感じに彩色されているのかもしれない。
と言うわけで色の詳細はカラー写真が存在しない以上
永遠に判明しないので
この辺の想像力働かせた塗装を楽しめる(苦しむ?)のが
明治大正期の機関車の面白さでもある。
コメントする