夕張鉄道21号機。
夕張鉄道発注のキューロクで
1941年製の日本最後に製造されたキューロクとなる。
21号機を選んだのは実機が保存されているのもあるが
両ランボードとも段付きで一番改造しやすいからであったりする。
種車は有井の最初期のキューロクのデフ付きというやつ。
開放てこ片持ちだったり銀メッキのテカテカ車輪だったり
手に入れたはよいが非常に調子悪い。
結果モーターがだめになってるっぽいので
もう走ることもないであろう有井のC11が犠牲になった。
特徴的な簡易排雪装置の上下用シリンダーは
GM客車の床下の空気タンク辺りから適当なのを持ってきて
整形して穴をあけて0.5mmのリン青銅線をいれて
それらしく作った。
少々というかかなりオーバースケール気味。
さらに前部連結器の走行中開放装置も付けると
ごちゃごちゃになりそうだったのでこちらは省略した。
ほかには配管を少々追加して
発電機の排気管を付けてほぼ完成。
実機は平和ループの後押しがかなり多かったようなので
前部カプラーはKDのZ用を奢って
自動開放やDUなどできるようになっている。
塗装前。
塗装してほぼ1日で完成。
ナンバーと夕鉄マークは
タバサの9600・B6ナンバーというやつを使った。
こいつは北海道の炭鉱鉄道のいろんなナンバーが入っていて
色々作りたくなってしまう。
前の大夕張4号機も当然このナンバーセットを使用。
夕張鉄道自体夕張炭鉱の清水沢の新炭鉱移設によって
他の鉄道より一足早く昭和40年代後半に蒸気運転のまま終了しているが
24号機のように真谷地に移ってもうしばらく活躍する者もいた。
大分夕張地区の主力たちがそろってきた。
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