自治体による補助金が切れる2020年以降
存続が危惧される名鉄蒲郡線に乗ってきた。
manaca非対応でしかも有人改札の名鉄蒲郡駅。
やはり思い切り昭和レトロ感が漂う。
名鉄蒲郡-蒲郡競艇場前は不似合いな高架線になっている。
折り返しの吉良吉田行きがやってきた。
普段はワンマン対応化された6000系3本での運用だが
今日は6800系が代走している。
したがって珍しく車掌が乗務する。
平日日中ということもあるのか
予想通り車内はガラガラ。
2両編成で乗客は全部で3,4組。
先にも触れたとおり
競艇場前まで高架を走る。
基本蒲郡線は日中30分間隔で運行していて
名鉄蒲郡-吉良吉田間は約30分なので3便での運用。
したがって片道で2本の対抗列車とすれ違う。
結構退避可能な駅は多いのだが
ワンマンの運転手のホーム確認がしやすいように
ほとんどの駅がスプリングポイントで右側通行にしてある。
そして退避駅である西浦と吉良鳥羽は通常の左側通行。
まずは西浦で対抗列車と交換。
西浦を過ぎると三河湾の海岸に近づいたり離れたり
かなりローカルな風景になる。
ただ線形は悪くなく列車は最高速度85キロで突っ走る。
運用は最高速度85キロだが線路自体は95キロ設計であるらしい。
そして終点の一つ手前の吉良鳥羽でもう1列車と交換する。
そしていよいよ終点吉良吉田。
ポイントを右に曲がると西尾線経由で名古屋方面だが
列車はほぼすべて直進の旧三河線ホームに到着する。
左側の1番線は留置線としては使われているようだが
ホームとしては現在使用していないようだ。
線路は三河線の名残を残してちょっとだけ伸びている。
もともと廃止になった三河線末端区間の
レールバスの発着していホームだったためか
電車が止まると床とホームの段差がものすごい。
この行先表示もいつまで見ることができるのか?
蒲郡線のホームから直接外には出れずに
一旦乗り換え改札を通って西尾線ホームに行く形になる。
こちらでは西尾線の急行名鉄名古屋行が発車待ち。
一応西尾線と蒲郡線はほぼ確実に連絡しているようである。
西尾線ホームから改札を通ってやっと外に出られる。
吉良吉田駅はこの小さな駅舎を挟んで
西尾線と蒲郡線ホームがY字型に配置されている。
駅前から見た西尾線ホーム。
振り返ると蒲郡線ホーム。
ちなみに西尾線ホームはこのようにかなりの急カーブ。
特急運用時代は1000系は入線できなかったそうである。
ちなみに今回の鉄分補給は
パノスーの特別席一番前。
2200系の特別席一番後ろ。
蒲郡博物館のD51201とオハフ332424
などなど・・・。
コメントする