駅舎の一部が都計にかかるのもあり
また来たるオリンピックのインバウンド効果への対応もあり
建て替えのため1929年以来90年近くにわたって
君臨してきた片瀬江ノ島のこの駅舎の改札は
1/24の最終電車を持って閉鎖される。
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ということで帰りに立ち寄ることに。
まずはVSEHW83号で
藤沢で各駅列車に乗り換えて
終点の片瀬江ノ島。
すでに建て替えのための仮改札の準備もできていて
作業員が待ち構えていて少し物々しい。
この改札をくぐれるのも24日で最後。
25日からは右側に仮改札ができ
現行駅舎はついに解体工事に入る。
すでに作業員が入念な打ち合わせや準備を始めている。
さよならイベントはすでに19日に行われているので
今日は粛々と閉鎖への作業が行われるのであろうか。
改札を出てHDRで駅舎の全景を撮影。
今日で最後との告知もあまり派手に行われなかったのか
撮影をする人などもごくわずか。
中には振り返ってじっと眺めている
スーツ姿の人も散見され
駅に対する思い出は人それぞれたくさんあるのだなと実感。
昔は車で入れたこの駅前のロータリーも
思い出深い人もずいぶん多いだろう。
恐らくこの駅舎の左側のでっぱりが
都計に引っかかっていると思われる。
竜宮城を模した作りは
来年5月にお目見えする新駅舎にも引き継がれる。
この独特の書体の駅名標もそのまま引き継がれるのであろう。
工事のため売店も営業をやめており
ひっそりと姿を消すといった雰囲気。
幻の竜宮城だからそれもありか
コインロッカーなども先行して使用停止になっている。
ささやかだけれどもパネル展示もある。
お終いまで残すところあと数本。
名残惜しいが
片瀬江ノ島駅を後にすることにする。
新しい竜宮城がお目見えするのは2020年5月!
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