IORIさんがA8用のライニングデカール作ったというので
ちょうど再生産されたばかりのワールドA8を再作成。
自連付け替え前の明治から大正初期ということで
端梁の自連関係のディテールを全部削って
バッファ用の穴をあける。
問題の位置決めや保持が難しいという側梁の取り付けも
実は上回りを全部つけた後だとその取付足が
ガイドになって簡単に取り付けられる。
これキットの設計時に計算されていたのかどうかは不明。
このA8キットはもともと組みやすいワールドのキットの中でも
特に部品のはめ合いも良く、組みやすい部類だと思う。
ロッド、輪心以外は組み終えて先に塗装を済ませておく。
今回もブラックはブルーやグレーや少量の
シルバーやら赤系統やらを混ぜた即席特製。
今回は軸穴が前回作成したものより精度が出ていないのか
滑らかに走るようになるまでだいぶヤスリなどで整形した。
やはりモーターブラケットの一部は接触してショートしがちなので
接触しないように削っておいた。
ライニングデカールを張る前にクリアーを吹いて
表面の凸凹を滑らかにするのだが
クリアーの吹付が足りないと
このように乾くとデカールが白濁してしまう。
やり直し!
ちなみに今回のデカールは
IROIさんから販売前に特注で作ってもらった。
今度はうまくいった。
そして全体に好みのゼミグロス状態のクリアを吹き
一番前のボイラーバンドをマスキングしてシャインゴールドを吹き
前面窓などに細かい筆入れして
輪心を入れてロッドを付けて
バッファーやネジ式連結器、真空ブレーキホースなどを
取り付けてとりあえず完成。
真空ブレーキホースは連結器台座に穴をあけて取り付け。
あっ逆止め弁を塗り忘れていた。
ちなみにロッドを付ける前に
充分に走行実験をしておけば
ロッドを付けても基本問題なく走るようになる。
ちゃんと逆止め弁もゴールドに塗って
前回作成のA8と合わせてA8同士の重連。
A8はライニングがあってもなくても英国風でシンプルで良いねぇ!
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