突然に明治時代の蒸機と貨車。
この本を買ってきてページを捲っていたら
急に明治時代のSLが組みたくなった。
早速・・・・・
ワールドのナスミス・ウィルソンのA8の原型キット。
最近のワールドの製品はキットと言えども
お値段のほうが高騰気味で
組むのにも失敗なんか許されず
ちょっとした緊張感が・・・・・。
そしてA8のページ。
キットはナスミス・ウィルソン製と言うことで
上から2番目の600型と言うことになる。
まずは上回りを半田付けして組む。
まあ特に難しいことはなく
ワールドのキットらしく相も上々で
気持ちよくサクサクと進む。
上回り最大の難関ともいうべき
ランボードの縁のはんだ付けも
素材が洋白と言うことで熱膨張も少なく
意外にすんなりと。
そしてボイラーと合体させて上回りはあっさり終了。
キットは原型とはいっても自動連結器化後の姿なのであるが
折角だからネジ式連結器時代にしたいので
連結器解放てこ等の取り付け足や
端梁の補強なども削って
IORI工房のバッファーが付くように1mmの穴をあける。
最近のワールドのキットは上回りは気持ちよく組めるのに
足回りや動力は結構根気がいるものが多い。
その一つの車輪の圧入。
まあ万力があれば後は力加減だけで
意外に難しくはない。
予備の車軸も入っているし
写真を撮る暇もなくあっという間に下回りの仮組まで完成。
右に見えているのは連結相手として
IORI工房のキット最古典貨車ワ6837。
元カワイのワム3500と並べてもすごく小さい。
足回りの精密感もなかなかで
とてもペーパーモデルとは思えない雰囲気。
そして車軸の入る部分などをマスキングをして
塗装してロッドを組み立てて
微調整してまあ何とか走るようになって一応の完成。
色はセミグロスブラックに多少のインディブルーと
ダークグレーを少々・・・。
ドームは磨きだしの雰囲気でシャインゴールドに
端梁は警戒色のモンツァレッドに。
車番は明治中期の鉄道院の在籍車両の番号で
同じ番号が被らない(レタマークの都合)671号機とした。
IORI工房のワ6837は普通に
セミグロスブラックに塗って
見本と全く同じ鉄道院所属車両とした。
このIORI工房のネジ式連結器がすごい。
この形でちゃんと連結も出来るし推進運転も出来る。
ただアクリルの積層部品なので強度はあまりなく
面白がって弄っているうちに数個壊してしまった。
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