C53 45 その3

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090624_2_C5345.jpg

久しぶりのNネタ。
しばらく放置状態の有井C53を塗装前まで完成させた。

しばらくぶりなので改造箇所はすべて記述する。
有井の製品の初回生産分より。
ご存じ梅小路のC53 45であるがこの時の製品は
昭和36年に一度だけ行われた復活運転のときを
モデルにしたようで煙室前部の手すりなんかも
現在の原型のものとは違う形である。

090624_4_C5345.jpg

 有井製品のC53はもともと実機がボイラーが太いためか
意外とよく出l来ていてディテールも程よい感じである。
しかし緩すぎる前部ランボードの傾斜がそのシルエットを
実機のイメージから遠ざけているのでそこから手をつけた。

 ランボードの折り目の裏にPカッターで慎重に筋をつけ
少しずつ角度を変えていってイメージの角度にした。

 またあんまりな?前照灯はKATOのC57一般型のものと交換し
車高もダイキャストを削って1.5mm程下げた。
キャブも下辺を1mm弱切り詰め、後ろ側の窓枠も削って
C53の大きな窓が開いている雰囲気に近づけてみた。
煙突も内側をドリルでさらって薄くしてある。
前部のダミー連結器は有井のものは実感的ではないので
余っているKATOのD51のものに付け替えた。
 C53は戦争の混乱の残る昭和25年早々に全廃となったため
あまり質の良い写真は残っていなくて現役時代のイメージは
イマイチ湧くことは少ないがその不鮮明な写真たちと
天賞堂のHO製品と昭和36年復活写真等を参考に
軽くディテールアップを行った。

 この小改造の効果は絶大でイマイチ似ていない有井のC53が
どこから見てもC53だろうという姿に出来上がったと思う。


 090624_3_C5345.jpg

後は塗装を待つのみだが戦前のきれいな姿にするか
戦後すぐの疲弊しきった姿にするのかまだ未定。
またナンバープレートも書体など気に入らないので
交換を考えているがまだ手に入っていない。

以前にも触れたダイキャストの経年変形具合だが
鑢で削ったり何とかごまかしいまだに一応調子よく走る。

TOMIXから32系客車が発売されるがこいつはやはり
ナカセイ(ハセガワ)の製品やGMのキットに
キングスの屋根を載せたりしてずらりダブルルーフの
客車を引かせてやりたい、しかも長編成。

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このページは、ayu2が2009年6月24日 19:02に書いたブログ記事です。

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