クモハ54ラストナンバーの54133
やはり実家に転がっていた
大糸線カラーのクモハ41が大元。
それに余っていたクハ68の
前面と妻板と屋根を組み合わせた。
運転席窓は浜松工場式のHゴムだったり
運転席扉の前側にも昇降ステップとともに
手すりが付いたり
結構こってりめのディテールの車両。
平妻の昭和7年製のクハ55より
改造された68409。
これも実家に転がっていたクハ55より
まだ床下機器がダイキャストで
おもりを兼ねているGM最初期のキット。
もうすでに発売から30年以上たつ。
こいつは屋根上に手すりが皆無で
他にもステップ類があまり付いていない
等ややあっさりめのディテール。
実車はこの2両はコンビを組み
飯田線旧国最後の日を迎えた。
両車とも41系の改造車であるが
54133は昭和14年製なので
半流、リベットレス車体。
68409は昭和7年製なので
平妻、リベット車体。
ただクハ55のキットは何故か
リベットのディテールがなく
作例でもやむなく省略した。
クハ68409を作るとき
大糸色をシンナープールで落としたのだが
大糸色の下から朱色の阪和カラー
さらにその下から茶色の層が出てきた。
この車両はなんと3回目の塗り替えであった。
さすがに30年近くも前に買った物である。
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