国鉄末期、追突事故から車掌を守るため
コキフの車掌室が編成内側に向けて連結されることが
多く見られた。
残念ながらN製品ではこっち側のテールライトが
点灯する製品は全くないので点灯化改造した。
まずはモールドされている反車掌室側の
テールライトに穴をあける。
0.8mm位か?
そしてこんな感じにアルミテープを使って
台枠表まで集電させて
JS21集電板と黒の集電スプリングを使って
反車掌室側の台車も集電化させる。
車掌室の中に入っているテールライトプリズムと
基板一式をそのままごっそり移植させる。
コンテナを付ける爪の機能は生かしたいので
あたるところはすべて削る。
TOMIXのC21コンテナをこのように切り欠いて
それをそのまま爪を使って台枠に固定して
ライトユニットの押さえと目隠しにする。
ただそのままでは盛大に光漏れしてしまうので
アルミテープや遮光ブラックなどを使って
光漏れをできるだけなくせば
完成。
ちなみにこの向き専用にすれば自車の車掌室側の
ライトユニットを使えばよいのだが
時々車掌室が端にして走らせるかもしれないので
他のコキフから持ってきた。
ついでにテープLEDの1LED分の切れ端と
チップ抵抗とダイオードブリッジを基板に半田付けして
室内灯を付けた。
当然しんがり専用車なので走る向きにかかわらず車掌室内灯は点灯。
と言うことでテールライトユニットを外されたコキフは
このタバサのテールライトレンズを切って
テールライトの穴に差し込んで
中間封じ込め車専用として活躍してもらう。
ちなみに古典的なKATO製品も最近の有井の製品も
ここは表現されていないのだが
TOMIXのコキ10000系には
コキ10000系列の特徴であるTR203のオイルダンパ保護用の
バーの表現がちゃんとついている。
ここを実物同様白く塗ってみる。
遠くから見てもはっきりとわかるこの白い部品は
この時代のコキ10000系による100km/hの高速貨物Aだけの
いわばステイタスシンボルみたいなものだった。
と言ことで
KATOプラス有井での昭和49以前の改造前の5個積みで
11ftコンテナ専用の時代のコキ10000系編成(22両編成)と
TOMIX中心で昭和49年以降の12ft対応の4個積みの時代の
コキ10000系編成(同22両編成)がそろったところで
一応コキ10000系の増備は終了。
あとは地味に時々ウェザリングなどをと言った感じで
とりあえず一旦完成!
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