春山スキー北海道だったが大雨で炭鉄港めぐりに(4/16)

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16日朝、ホテルの窓から

来年で廃線となる根室本線富良野-新得へ向かう列車が見える。

予報は1日中みぞれのはずだったが

気温は3,4度で低いものの朝から本降りの雨。

風もかなり強い。

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標高の高い旭岳なら雪だろうと思って行ってみたのだが

上と下とで空気層がごっちゃになっているらしく

上は4度もあってしかも当然本降り雨。

おまけに強風で今日はロープウエイ動きそうもない。

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と言うことで山を下りて鉄分補給へ。

基本北海道はまだ冬の眠りから目覚めていなくって

保存車両はほとんどブルーシートかぶったまま。

ここ東旭川の鉄工場の駐車場に突如現れる動輪。

日本最後の営業SLで保存寸前で追分機関区の火事で全焼した

れいのD51241号機の第4動輪である。

第3動輪は追分にずっと保存されている(今は安平町)のだが

第4動輪がなぜここにあるのかは謎なのだが

鉄工所ということで全焼した後の解体か何かで縁があったのかもしれぬ。

でも石碑なんかもたてられて思ったよりずいぶん

大事にされていてうれしい。

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そして赤平のここで昼食として豚丼を食う。

ここちょっとした有名店だそう。

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そして赤平炭鉱のガイダンス施設へ

何やら怪しいヘルメットが

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そして元炭鉱マン-住友職員だっという案内人に連れられて

この竪坑櫓の中へ・・・・

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中は当然櫓が上から下、地下660mまで突き抜けている

右にあるのは竪坑でなく1番斜坑で使われていた

ワイヤー引きのトロッコ車。

その右に3セット見えるのが4階建てになっている

エレベーターのゴンドラ。

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トロッコはこんなな感じで非常に狭い。

この椅子横3名乗車だそうで

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この竪坑のエレベーターはつるべ式のものが

二組4台あって

左2台が660m横坑行き

右2台が550m横坑行きだそうで

本来は1000m以上下まで掘り下げられる予定だったので

そこまで下せる能力はあったのだが使わずじまいで閉山になったそうで。

左側の階段を上って660m行きエレベーターの操舵室へ

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そして竪坑櫓の右側上下2つの滑車と

本来はワイヤーでつながっているはずの動力滑車。

直径5.5mある、右はその動力。

ちなみに後ろにもモーターと発電機があって

ブレーキ時に発電していたそうで。

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操舵室へ、今にも動かせそう。

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こんな風に今にも動き出しそうな感じで残っているのは

赤平は平成6年まで操業していたためだが

日本を支えた近代遺産としてこれからもずっと

残っていてほしい。

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この右がエレベーターに積み込まれるトロッコ。

1台2.6t積で縦に4段なので

約10t余りが一度に吊り上げられることになる。

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後半は車で自走枠工場へ。

これは掘削機のロードヘッダー

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こちらは660m横坑の移動で使ったトロッコ。

こちらはバテロコである。

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これはおそらくもほかに残っていないと思われる

自走枠とドラムヘッダー。

と言うことで予定時間を大幅に超過してガイダンスは終了!

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住友赤平炭鉱を見終わったら

車で15分くらい走って

今度は三井芦別炭鉱へ。

三井芦別炭鉱鉄道の三井芦別駅跡

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そして三井芦別のDDとセキのところへ

橋と一緒に保存されている。

昔は冬季は車両は橋のたもとに移動して

カバーかけて保存していたのだが

いつの間にか出しっぱなしになった。

少し先行きが心配である。

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と言うことで富良野に戻って

夕食は山岡家のつけめんで

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このブログ記事について

このページは、ayu2が2023年4月21日 14:15に書いたブログ記事です。

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