KATOの飯田線旧国の新型密連カプラーだが
まあ形状的には充分及第点なのだが
当鉄道では他の旧国はすべてTN密連で標準化されていて
他の編成とは全く連結できないのは
面白くないのでTN化を図ることにした。
今回はカプラーベースが外れないM車は次回の課題として
ベースごと取り外せるT車のカプラーを改造することにした。
また元のカプラーに戻したくなった時に
原状復帰が可能な形で改造することを目標にする。
まずはこのように床板をTNが挟まるように切り欠く。
TNが当たるのでライトカバー(運転室床?)も
このように削ったのだが納まり切れないので
結局TNの爪の前の二穴を削ってどうにか納めた。
このように真鍮線を埋め込んで
TNを止める爪にする。
でも後ろ二つだけの固定ではグラグラするので
前半部をゴム系の接着剤で固定した。
このクハ47009ではこの爪を付けたのだが
クハ68420ではあまり必要性もないので
省略した。
TNを取り付けた状態。
ゴム系の接着剤なので
いざ元のカプラーに戻したくなっても
TNを外して原状回復は可能。
また切り欠きの中に爪が挟まっているので
よっぽどのことがない限りカプラーが
外れる心配もないだろう。
やや大柄気味だが胴受などの形状は
新型カトカプ密連より実感的な気もする。
下側から見たところ。
作例は新しいSPタイプのものだが
旧型の線ばねタイプのものも問題なく付く。
GMキット改のクモハ51200(S53年)と連結してみた。
両製品でかなり縮尺の解釈?い違いがあるらしく
さすがに違和感がある感じがする。
色もだいぶ違うし(青もクリームもGMカラー)。
鉄コレ大糸線改造の身延線クモハ43804と連結。
これは縮尺も大体同じような感じで
そんなに違和感はない。
(色はクリームがクレオスの45番のセールカラー
青は同じく328番のブルーFS15050)。
ただ今回思ったことはKATOが製品は旧国なのに
なんかさっぱりしすぎて
旧国独特の重量感がまったく感じられない。
何か対策を打ちたいところ。
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