高崎の所謂レトロ客車は緩急車の車掌室側に
無線アンテナが付くのだが
これ台座を含めユーザー取付部品。
0.6mmのピンバイスで穴をあけて取り付ける
という完成品ばかりに慣れたユーザーには難易度の高い?
しかし専用の治具なども付属していて
大して難しくはないが、でもめんどくさい。
緩急車の車掌室側には自動解放をしたいので
KATOのマグネティックナックルカプラーを
小改造の上取り付けた。
それ以外はやまぐち号の時と同様に
シンキョーカプラーにした。
ただこのカプラー、上下幅が狭いせいか
自然解放しやすい。
入線なったスハフ422234。
車掌室の下の目隠し板等のディテールがあったりして
普通のスハフ42の金型とは別のものを
起こしているようだ。
ドア窓が末期の高崎でよく見られた2段Hゴムのスハフ422173.
こいつもトイレ窓がHゴムだったり
車掌室下の目隠し板のモールドがなかったり
やはり2234とも異なる金型。
ただTOMIXの最近の客車は
ベンチレーターのモールドなど素晴らしいとは思うが
窓ガラス側に印刷された窓枠や
ドア交換仕様のためか浅いドアの段差などなど
いろいろと問題があったりして
もともとたいしたディテールもない客車ゆえ
全体的なプロポーションの問題もあって
KATOの旧製品やGMのキットなどと比較しても
値段に見合っただけの優位性はあまりない。
スハフ322357の貫通路の
転落防止柵はもちろんユーザー取付部品。
ちょっと前まではKATOやGMの標準型から
サードパーティの製品や自作パーツなどによって
各々工夫して特定番号化していたことを考えると
時代の流れを感じる。
ますます自作や改造のネタに困る。
この製品なんかもう改造の余地はほとんどないし
(手すりなどの後付けくらいか?)
ヴェザリングも復活イベント車だけに似合わない。
全車後付け部品を付け終わって
カプラーも交換して入線。
家のレイアウトだと復活イベント車というより
何かこいつらが現役の時のように見える。
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