前にも改造した通り3枚窓の初期型クハ86を
原形化改造する。
80系湘南電車の登場時はオレンジの黄かん色に関して
ずっと濃い色彩でまるで防錆塗装のようだと
揶揄されたという話もあるくらいなので
いろいろ考えたが大量に車両が増備する必要もあるので
なるべく調色は避けつつ結局このガイアの023スカーレットに。
ところでガイアの瓶って塗料出すとき
微妙に垂れやすい気がするのは気のせいか?
とりあえず塗り終わったので2次車と比べてみた。
こんなにオレンジ(黄かん色)の色が違う。
結構イメージ通りの極初期湘南色になったと思う。
この時期の80系1次車のカラー写真は見たことないので
本当の色彩はわからないし残っていても多分経年で変色しているので
どこからどう見ても湘南色だしオレンジだけ見ると
確かに防錆塗装の色みたいだし。
登場時は妻板まで黄かん色が回り込んだ塗装で
写真などで確認すると1次形のみで
昭和28年ごろには1.5-2次車以降のように妻面前面グリーンになっている。
そのころまでは1次形に関してはこの濃い黄かん色だったと推測。
今回はクハ、モハ、サハ、サロの4両を作成した。
完成!
登場時のクハ86の金太郎塗はこのようにオレンジの面積が少なく
オレンジのちょび髭と言われたりもしたとか
ただ写真を見ると昭和28年以前にも色々やったみたいで
この面積、パターンは時期なのか号車によるのか不明だがいろいろある。
作例はごくごく初期の国鉄に納車時の写真に基づいた。
屋根上に関してはわかる資料が極端に少なく
張上げ屋根は良いにしても初期の1次車の写真を見ると
どれもベンチレーターが黒光りしているように見えるので
戦前の丸屋根客車みたいに屋根上機器は黒と想像してそのようにしてみた。
とりあえずこの80系初期車の増備はサロ1両の10両編成は
完成させる予定で地道に行くことに。
初期編成の付属の4両(S28年以前はサハは含まず)は
折角だから2次車で行こうかと。

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