クロ151-8の変わり果てた姿。
クロ改造車の中では最も遅くまで生き残った。
スカートのタイフォン穴は左右に離れたやや小ぶりなもの
そしてそのスカートはクハ180のように
セットバックして取り付けられている異端車。
しかもロールマーク施工車でもある。
車歴
昭和36年第8編成の1号車として田町新製配備。
39年に例の事故によるクロ151-7の廃車のあおりで
第9編成の先頭車にコンバート。
その後すぐに山陽路の向日町へ都落ち。
九州乗りいれ対策施工。
41年にクロハ181-8へ改造。
47年3月の改正後も山陽に残るが
最後までは向日町には残れず
47年10月にクハ181-63へ改造新潟転属。
昭和50,53年の大量廃車をも生き抜くが
ほどなく54年2月に廃車。
と何とも忙しくまたあらゆる改造がされた車両である。
同じクロ改造車でもクロ181-10改造の65号車が
クロ時代の面影を多分に残しているのに比べ
こちらはその面影は全く残っていない。
模型はヤフオクで手に入れたKATO製品の
ジャンクをディテールアップ、再塗装したもの。
ライトもそこら辺に転がっているパーツで
点灯可能なようにした。
スカートのタイフォン穴は65号車と同様
元のディテールを埋め穴を新たに開けなおした。
スカートも実車同様セットバックさせた(1mm位)のだが
あまり目立たなくて少し残念。
あと製作中の時に触れたが
ライトケースはもう一度塗装しなおして
マスキングにセロハンテープを使うなどして
クリームの部分をを充分細くした。
ボディと少し塗り分けがずれてしまって残念。
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