今回のお供はライズ。
今回は銀泉台や高原温泉などダートを走るので
この手の車はありがたい。
今回は赤岳はともかく高原温泉という熊の多いところをに行くので
空港そばの東川町にある東川トランジットというアウトドアショップで
レンタルした。
1本/1日で1500円。使ったら買い取り。
まあ2本2日借りるとそれなりの負担だが仕方ない。
そこから銀泉台まで約2時間。
銀泉台までの林道は木曜日に開通したばかりで
今日は結構な人出で駐車場もほぼ満車。
急いで出発準備をしても出発は12:50。
どこまで登れるか?
この時期日が長いので結構歩けるか?
念のためヘッテンは持っていく。
少し林道を歩いて赤岳登山口。
これ帰りに裏から見るとヒグマにしか見えない。
最初は結構急な登りで頑張ると見晴台。
例年なら目の前の第1花園の雪渓が下の道路までつながっていて
銀泉台1キロくらい手前の駐車スペースに車を止めて
上がってこれて帰りはそのまま滑り込めるそうだが
この通りまったくつながっていなくて
開通1週目でこの状態なのはここ数十年で初めてではないかということでした。
ということで今回は普通に銀泉台から登山道を
上の写真のようにシートラで登山靴で
ということで第1花園の雪渓を横切る。
横に大分長くところどころ岩草を挟んで500m以上の幅はある。
途中展望台(あまり展望は大したことない)を挟んで
すぐに第2花園の雪渓。
ここは道は右肩へ登っていくが
左の上ほうまで雪渓は続いていて
何人かの人がそこまで登り返して長い距離を滑っていた。
そして雪のないところを5分ほど挟んで
奥の平の雪渓。
ここは雪渓の規模はかなりあるのだが
ほぼ横長に広がっていてコースもほぼトラバース。
奥平の雪渓を超える広い台地上の平たんになりコマクサ平。
すでに14:30だがとりあえず15:30くらいまで頑張ろうかと。
結構の人が下ってくる。
コマクサはまだつぼみになるかならないかでまだまだだったが
早めの高山植物はだいぶ咲き始めていた。
エゾコザクラ
キバナシャクナゲ
ミヤマキンバイ
あまり花ばかり見ている時間もないので先を急ぐ。
赤岳山頂(正面)と第3雪渓(右 第3からは花園でなく雪渓というみたい)
その上の横に長い第4雪渓が見えてきた。
まだ結構な人数の人が滑っている。
第3雪渓は一番長さが長く30分くらいかかって上った。
面積は例年と大して変わらないそうだが
この時期にこのように横に登山道が露出しているのは
非常に珍しいそうだ。
あみこのAKUの登山靴ではちゃんと登れるようだが
この前かったコロンビアの15000円の初心者用と書いてある
トレッキングシューズだと柔らかすぎてズルズル滑って上りにくいので
横の登山道を上る。
最後の第4雪渓。
ここ上りきるころには15:30過ぎちゃいそうだが
日の入りまであと3時間半あるので30分延長してさらに登ることにする。
すでに大分人が少なくなり上方から下ってくる3人組の後は
もう一人スキーヤーがいただけである。
第4雪渓の上で板をデポしてあと10分くらい山頂まで登る。
すぐに北海道2位の高さの北陳岳が目の前に迫ってきた。
右は黒岳
15:50赤岳山頂
左から小泉岳、白雲岳(3位)、裏旭岳(4位)、旭岳(1位)
熊が岳(3位)、北海岳
北海道TOP5がお揃いである。
白雲岳まで行けば(片道40-60分くらい)
有名なゼブラの雪渓が見れるのだが
今回はこの牛模様の雪渓で我慢。
山頂で記念撮影。
山頂の岩の左に見えるのが白雲岳、右に見えるのが黒岳
あまりゆっくりもしていられないので16時すぎに下り始める。
デポ地でブーツを履いてスキーを付けて滑走開始。
あっという間に終わった第4雪渓のウィシュプール(どれ?)
ここは程よいザラメで非常に滑りやすかった。
そして第3雪渓のウィシュプール。
一番長いのだがちょっと縦溝も多く
氷の塊もたくさん埋まっててやや滑りにくかった。
奥の平の雪渓。
ここはトラバースというかほぼ移動。
そして最後第2花園のウィーシュプール
大分日も傾いた。
ここで板とブーツを片付け
登山靴で下り始める。
第1花園をトラバース。
例年なら左下側にずっと雪渓が続いていて
道路まで10分ほどで着くのに
空が夕焼けに染まるころ銀泉台に到着。
一番最後かと思ったがまだ1台車がいた。
白雲岳あたりでテント泊か?
この靴洗い場?水場?の水も例年だと
こんなジャバジャバ出ていないそうで
帰りの林道は夕方になったので
蝦夷ジカがじゃんじゃん出ていて徐行徐行。
今日は層雲峡泊まり、宿はここ
夕飯は大雪山食堂で
層雲峡温泉では毎週土曜日はランタン祭りだそうで
このランタン、回収するので紐とリールがついていて
凧あげみたい。
ということで強引に赤岳まで行ったが
明日2日目(もう最終日)は朝早く出て
大雪高原温泉から高原沼から高根が原の斜面を滑る予定で。
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